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半導体やAI関連株に集中

 23日の日本株市場は、米株高の流れから買いが先行するも、その後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。22日の米国市場は、NYダウが340ドル高、ナスダックは397ポイント高だった。トランプ米大統領はイランとの停戦を延長すると自身のSNSに投稿。今週中の和平再協議の可能性が報じられたことが材料視された。シカゴ日経225先物は大阪比90円高の59890円。円相場は1ドル=159円40銭台で推移。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買いが先行して始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始直後に59440円まで売られたが、終盤にかけて切り返す展開となり、59920円まで買われる場面もみられた。高値圏での推移が続くなかで、6万円を意識した押し目狙いの買い意欲は強そうである。

 ただ、原油先物価格は1バレル=92ドル台に上昇しているほか、イラン革命防衛隊がホルムズ海峡で船舶2隻を拿捕したと報じられていることは神経質にさせそうである。また、足もとで日経平均株価の強い上昇がみられているが、物色としてはアドバンテストやソフトバンクグループなど、半導体やAI関連株に集中している。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の上昇が目立つ一方で、前日の東証プライムの騰落銘柄は値下がり数が全体の8割を超えている。

 全体としてはこう着ながら強い値動きの銘柄に資金が集中しやすい状況であろう。物色対象に広がりがみられてくるまでは、半導体やAI関連株に資金が向かいやすいと考えられる。また、昨日はドローン関連株が賑わっていたが、政策に関連するテーマ性のある銘柄への循環物色も意識される。そのほか、決算シーズンとなるなかで、米国の決算を受けた波及展開のほか、昨夕決算を発表したところでは、エスユーエス、岡野バル、阪神内燃機工業、TORICO、キヤノンMJ、ダイドーなどの動向が注目されそうだ。

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