アセンテックは22日、AIアプリケーション開発およびオンプレミスAI基盤を提供するclosipと提携し、オンプレミス環境におけるAIソリューション「SapiaBox」の提供を開始したと発表した。
「SapiaBox」はclosipが開発したオンプレミス型AIソリューションであり、特定のハードウェアに依存せず、顧客の業務課題に応じて最適なLLMの選定、業務アプリケーションの開発、オンプレミス環境への導入までを一貫して提供する。クラウドにデータを送信しない閉域完結型の構成により、情報漏えいリスクを抑制しながら、利用人数が増加しても追加課金が発生しない特徴を有する。
closipはVPNを不要とする閉域網構築技術「LTE over IP」を有し、同社はclosipに出資を行ったうえで、安全なリモートアクセスサービス「Resalio Connect」を共同で提供してきた。今回のAIソリューション分野での提携は、こうした既存の関係を基盤としている。また、オンプレミスAI基盤「Edge AI Array」と20年以上にわたるセキュリティソリューション提供の実績を背景に、AIモデル選定やアプリケーション開発と安定稼働する基盤を組み合わせた提供を行う。
さらに、「SapiaBox」では業務課題に応じたLLMの選定に加え、RAGやOCRなどの要素技術を組み合わせたカスタムアプリケーションを提供するほか、AIアプリの内製化を支援する研修プログラムも用意し、現場課題への対応力向上を支援する。