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欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、中東にらみドル買い継続も160円台の介入を意識

24日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。中東情勢の先行き不透明感から原油高に振れ、ドル買い継続の見通し。ただ、日本の円安牽制を受け160円台での為替介入の警戒感から、引き続き上値の重さが意識されそうだ。

前日発表された米PMIは製造業、サービス業とも前回を上回って改善。足元の良好な経済指標を受け、スタグフレーション懸念後退によりドル買いが先行した。米国とイランによる協議再開が期待されるなか不透明感から原油相場は上昇基調に振れ、ドル買いを後押しした。ユーロ・ドルは1.1710ドル台から1.1670ドル付近に下げ、ドル・円は159円30銭付近から159円90銭付近に浮上。本日アジア市場でもドル・円は160円を目指す展開となった。

この後の海外市場は週末に向け米国とイランによる和平協議の行方を見極めるムードが広がりやすい。ホルムズ海峡の航行は引き続き読み切れず、原油高が続けばドル買い先行の見通し。また、良好な経済指標や企業業績で景気減速懸念がある程度和らいだこともドル買い要因に。一方、日銀の追加利上げ観測後退で円売り地合いの継続が見込まれる。ただ、片山財務相は米当局者との連携を強調。160円を上回る水準では為替介入への警戒感から、ドル買い・円売りは抑制されそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00  独・4月IFO企業景況感指数(予想:85.7、3月:86.4)
・21:30  加・2月小売売上高(予想:前月比+0.9%、1月:+1.1%)

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