27日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米国とイランの和平に向けた交渉の行方は不透明で原油相場は高止まり、ドル買い継続の見通し。ただ、米金融政策決定を控え、今後の方針を見極めようとドル買いは限定的となりそうだ。
前週末は米国とイランによる和平協議再開に向けた動きが好感され、ホルムズ海峡の航行を巡る不透明感は一服。それを受け原油相場は下げ長期金利も低下し、ドル売り地合いとなった。ユーロ・ドルは1.17ドル付近から1.1720ドル台に小高く推移し、ドル・円は159円60銭付近から159円30銭台まで失速した。週明け東京市場はNY原油先物(WTI)が1バレル=95ドル台前半に弱含み、ドル売り先行。ドル・円は159円台前半にやや値を下げた。
この後の海外市場は中東情勢と米金融政策にらみ。トランプ米大統領の政策方針は不確実で信憑性は乏しいため、中東紛争の不透明感から原油高・金利高に振れればドル買い地合いが見込まれる。一方、足元で発表された経済指標は良好な内容が目立ち、スタグフレーション懸念一服ならドルに買戻しが入りやすい。ただ、明日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、取引は限定的。政策金利の据え置きは織り込み済みだが、6月以降の政策方針を見極めようと値動きは限定的だろう。
【今日の欧米市場の予定】
・特になし