27日の米ドル・円は、東京市場では159円60銭から159円15銭まで弱含み。欧米市場では159円10銭まで売られた後、159円46銭まで反発し、159円41銭で取引終了。本日28日の米ドル・円は主に160円を挟んだ水準で推移か。日本銀行の政策金利は今回も据え置きとなる見込みのため、米ドル買い・円売りがただちに弱まる可能性は低いとみられる。
報道によると、トランプ米大統領は4月27日、イランとの戦闘停止を巡る協議のイラン側の新たな提案について、国家安全保障を担当する政府高官らと協議したようだ。ホワイトハウスのレビット報道官が記者会見で明らかにした。イランが示した新たな提案は、 戦闘終結によってペルシャ湾の海上輸送を巡る対立が解消されるまで、イランの核開発計画に関する協議を棚上げする内容。トランプ大統領(アメリカ側)は、ホルムズ海峡の航行の確保と、イランによる濃縮ウランの引き渡しを求めている。市場参加者の間からは「戦争を恒久的に終結させるための実効性ある枠組みについてアメリカとイランが早急に協議すべき」との声が聞かれているが、米国とイランの紛争解決に向けた動きは停滞しており、米ドル高円安の流れが続くとみられる。