東陽テクニカは27日、フィンランドのIQM Quantum Computers製超電導型量子コンピューター「IQM Radiance」の導入を決定し、発注を完了したと発表した。
東陽テクニカによると、日本でIQM製量子コンピューターが導入されるのは初めてとなる。2026年4月に売買契約を締結し、2026年末までの納品を予定している。
導入機種は20量子ビットのハイエンド拡張モデル「IQM Radiance20」。オンプレミスとクラウドの両環境で利用可能とし、量子コンピューター導入前の実機による実証、HPC(高性能計算)と統合するための研究、課金制クラウド利用、実機によるアルゴリズム開発、人材育成など幅広い需要に対応する。
同社は2025年7月にIQMと国内販売代理店契約を締結し、量子ソリューション事業へ参入していた。今回の実機導入により、量子コンピューターの販売促進に加えて研究用途でのユースケース創出や利用機会拡大を進め、国内における量子技術の社会実装を後押しする。
日本では2030年までに量子技術の国内利用者1,000万人、量子技術による生産額50兆円を目標としており、産業界での実用化競争が始まっている。東陽テクニカは、量子コンピューターや量子センシング分野で世界のパートナーと連携し、新たなビジネスモデル開発や人材育成を進める構えだ。
東陽テクニカ—IQM社製量子コンピューターの導入を決定
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