28日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり184銘柄、値下がり41銘柄、変わらず0銘柄となった。
前日27日の米国株式市場はまちまち。イラン和平協議の停滞で原油高を警戒した売りに加え、ダラス連銀製造業活動指数が予想外のマイナスとなり相場は下落した。中盤にかけ、ナスダックは主要企業決算の発表を今週に控え、期待感に持ち直し上昇に転じ、過去最高値を更新。終盤にかけてダウも下げ幅を縮小し、主要指数は高安まちまちで終了した。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始した。朝方に下げ幅を広げた後は、前場は60200円付近で軟調もみ合い展開となった。その後もじりじりと下げ幅を広げ、6万円を下回って取引を終了した。国内主要企業の3月期決算発表が増えており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったが、日経平均株価の上げをけん引してきた半導体やAI関連株に利益確定売りが広がった。また、日銀が金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めたが、「経済・物価情勢の見通し」では据え置きへの反対票が増えたため、早期の追加利上げへの思惑が強まったことも投資家心理にネガティブに働いた。
大引けの日経平均は前営業日比619.90円安の59917.46円となった。東証プライム市場の売買高は26億7810万株、売買代金は9兆4819億円だった。業種別では、その他金融業、建設業、鉱業などが上昇した一方で、情報・通信業、電気機器、空運業の3業種のみが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は81.8%、対して値下がり銘柄は15.8%となっている。
値下がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約463円押し下げた。同2位はアドバンテストとなり、東エレク、日東電、ファナック、TDK、レーザーテックなどがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約104円押し上げた。同2位は中外薬となり、KDDI、信越化、キオクシアHD、大塚HD、豊田通商などがつづいた。
*15:30現在
日経平均株価 59917.46(-619.90)
値上がり銘柄数 184(寄与度+711.12)
値下がり銘柄数 41(寄与度-1331.02)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 73170 1300 104.59
中外製薬 7940 495 49.78
KDDI 2579.5 61.5 24.74
信越化 7081 132 22.12
キオクシアHD 36320 850 19.95
大塚HD 11180 535 17.93
豊田通商 6379 174 17.50
リクルートHD 7464 162 16.29
オリックス 5350 479 16.06
ダイキン工業 21865 390 13.07
塩野義製薬 3180 105 10.56
三菱商事 4913 103 10.36
清水建設 3188 274.5 9.20
鹿島建設 6499 545 9.13
三井物産 5820 130 8.72
大成建設 17590 1290 8.65
京セラ 2689 31 8.31
テルモ 2055.5 30.5 8.18
大林組 3844 238 7.98
コムシスHD 5834 231 7.74
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 5268 -576 -463.41
アドバンテ 29750 -1750 -422.38
東エレク 45150 -1950 -196.10
日東電工 3003 -299 -50.12
ファナック 6961 -295 -49.45
TDK 2677 -41 -20.62
レーザーテック 44330 -1440 -19.31
アステラス製薬 2306 -79.5 -13.33
フジクラ 6281 -66 -13.27
日立製作所 5047 -309 -10.36
SCREEN 10445 -360 -9.65
イビデン 12560 -110 -7.37
ルネサスエレクトロニ 2913 -211 -7.07
小松製作所 6856 -197 -6.60
村田製作所 4840 -76 -6.11
デンソー 1846.5 -37 -4.96
富士通 3693 -132 -4.42
野村総合研究所 4313 -96 -3.22
ソシオネクスト 2009.5 -90.5 -3.03
日本電気 4444 -181 -3.03