ヘッドウォーター 2247 +18
上昇。28日の取引終了後に、第一生命保険のAI-OCR基盤更改に伴い、新たなAI-OCRシステムの設計・開発を担当したことを発表し、好材料視されている。生成AI技術の活用により、免許証などの本人確認書類における帳票認識および文字認識の精度が、従来比で約2割向上している。また、クラウド化により処理量に応じた柔軟かつ効率的な運用が可能となり、ランニングコストは約2分の1に削減された。同社は、今回の得られた知見を活かし、今後も業務特性に応じたAI実装を推進していくとしている。
テラドローン 9050 +1280
急騰、年初来高値更新。連結子会社によるWinnyLab LLCとの資本業務提携および持分取得、ならびに新製品を発売したことを発表し、好材料視されている。ウクライナのディフェンステック企業であるWinnyLab LLCに対し、同社の連結子会社でオランダに拠点を置く Terra Inspectioneering B.V.を通じて、資本業務提携および同社の持分の一部を取得することについての契約を締結した。また、今回の提携に伴い、新型迎撃ドローン「Terra A2」を発売する。
Aiming 180 -9
続落、年初来安値更新。26年12月期第1四半期売上高は32.49億円(前年同期比37.1%減)、経常利益は1.91億円(同61.9%減)と大幅減収減益だった。売上高はオンラインゲーム配信サービスが伸び悩み、予想をやや下回る結果となったが、利益面では広告宣伝費の抑制、外部決済によるプラットフォーム手数料の削減等が寄与し、いずれも予想を上回る着地となった。ただ26年12月期第2四半期業績予想で経常利益を0.34億円の赤字に落ち込む見通しを示し、これを嫌気した売りに押されている。
JDI 120 +26
上昇。3月8日には、政府が同社に米国での最先端ディスプレー工場の運営を打診していることが分かったと報じられていたが、同社では一昨日、現時点で具体的な内容や条件等について決定した事実はないものの、最先端ディスプレー工場の運営や技術支援について、検討を行っていることは事実と発表している。先の報道を受けて、株価は一時164円高まで上昇した経緯があり、あらためて期待感が優勢になっているようだ。
SUMCO 2704.5 +357
大幅反発。一昨日に信越化学が決算を発表、4-6月期以降のシリコンウエハの需要は、年末年始の想定を上回る見通しと示しているもよう。中東情勢を契機に顧客が在庫を積み増す動きも起きているようだ。また、SEMIでは昨日、世界の第1四半期シリコンウエハ出荷量が前年同期比13.1%増加と発表、AIデータセンターに関連する需要は引き続き強いとしている。シリコンウエハ専業大手の同社にとってポジティブな見方が優勢に。
TDK 2870 +193
大幅反発。一昨日に26年3月期の決算を発表している。1-3月期営業利益は417億円で前年同期比2.8倍となり、市場予想を40億円強上回ったとみられる。一方、27年3月期営業利益は2950億円で前期比8.3%増の見通しとしており、コンセンサスは小幅に下振れだが、1ドル=150円の為替想定などから、保守的な見方と評価されているもよう。小型電池に対する会社側の自信やHDDヘッド数量見通しの上振れなどポジティブ視されている。
NTN 378.3 +26.9
大幅続伸。本日、26年3月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の260億円から300億円、前期比30.7%増に引き上げ。売上の拡大や円安効果が背景となるもよう。市場コンセンサスは275億円程度であったとみられる。また、営業外での為替差損益の改善、税効果の影響による税金費用の減少によって、純損益は従来の40億円の赤字から一転、110億円の黒字に修正している。
マキタ 5830 +378
大幅続伸。一昨日に26年3月期の決算を発表している。営業利益は1047億円で前期比2.2%減となり、市場予想を20億円強上回る着地となる。また、27年3月期は1100億円で同5.1%増の見通し。コンセンサスをやや上回る水準であり、ガイダンスリスクが意識されていた中で、買い安心感が高まる展開に。また、中期財務目標を初めて開示、配当性向を50%以上に引き上げ、機動的に自己株式取得を実施するという資本政策も発表。