■NY株式:米国株式市場は反落、イラン戦争終了期待が後退
米国株式市場は反落。ダウ平均は313.62ドル安の49596.97ドル、ナスダックは32.74ポイント安の25806.20で取引を終了した。
イラン戦争終了期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。ソフトウエアが強くナスダックは堅調に推移し相場を支えたが、NY連銀インフレ期待の上昇を受けた金利高が嫌気され、下落に転じた。明日発表を控える雇用統計待ちとなったほか、トランプ政権が提示した戦争終了する提案。にイランが依然回答しておらず、戦争終了への期待感の後退で、原油価格が下げ止まったため終盤にかけて一段安となり、終了。セクター別では自動車・自動車部品、ソフトウエア・サービスが上昇した一方、耐久消費財・アパレルが下落した。
航空機メーカーのボーイング(BA)はトランプ政権が来週の大統領の訪中に同社の最高経営責任者(CEO)の同行を招待したことが明かになり、受注増期待に上昇。人工知能(AI)を活用したセキュリティー監視プラットフォームを提供するデータドッグ(DDOG)は第1四半期の決算で、調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、売上高、調整後利益の通期見通し上方修正が好感され、上昇。同業のスノーフレーク(SNOW)やトゥイリオ(TWLO)も連れ高となった。
家電メーカーのワールプール(WHR)はイラン戦争を理由に通期見通しを引下げ、減配を発表し、下落。ハンバーガーショップ・チェーン店のシェイクシャック(SHAK)は悪天候で客足が伸びず、さらに、牛肉コストの上昇が響き第1四半期決算で収入が市場予想を下回り、下落した。
AIや高性能コンピューティング向けに特化したクラウドインフラを提供するコアウィーブ(CRWV)は取引終了後に第1四半期決算を発表。売上急増も支出も増え損失拡大が嫌気され、時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:イラン和平の不透明感で原油高、金利上昇
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円17銭から156円96銭まで上昇し、156円91銭で引けた。先週分新規失業保険申請件数が前回から増加しドルは弱含んだのち、米4月NY連銀インフレ期待の上昇やイラン和平への不透明感に原油価格上昇に連れた長期金利の上昇に連れ、ドル買いに転じた。
ユーロ・ドルは1.1778ドルから1.1729ドルまで下落し、1.1730ドルで引けた。ユーロ・円は183円93銭へ弱含んだのち184円24銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3632ドルまで上昇後、1.3552ドルまで下落した。ドル・スイスは0.7766フランへ下落後、0.7806フランまで、上昇した。
■NY原油:もみ合い、時間外取引で買いが強まる
7日のNY原油先物6月限はもみ合い。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比-0.27ドル(-0.28%)の94.81ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは89.85-97.46ドル。イラン戦争の終結に向けた動きが加速する見込みは薄いため、調整的な売りは一巡した。米国市場で値動きは荒くなり、通常取引終了後の時間外取引では主に96ドル台で推移している。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 52.75ドル -0.85ドル(-1.58%)
モルガン・スタンレー(MS) 190.17ドル -3.18ドル(-1.64%)
ゴールドマン・サックス(GS)925.87ドル -11.48ドル(-1.22%)
インテル(INTC) 109.62ドル -3.39ドル(-2.99%)
アップル(AAPL) 287.44ドル -0.07ドル(-0.02%)
アルファベット(GOOG) 395.30ドル +0.16ドル(+0.04%)
メタ(META) 616.81ドル +3.93ドル(+0.64%)
キャタピラー(CAT) 895.69ドル -31.24ドル(-3.37%)
アルコア(AA) 62.64ドル -0.62ドル(-0.98%)
ウォルマート(WMT) 130.20ドル +0.12ドル(+0.09%)