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前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢から押し目狙いのスタンスに~

8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■利食い優勢から押し目狙いのスタンスに
■住友林、1Q営業利益 38.5%減 239億円
■トヨタ自レクサス新型車公開、電動SUV、今冬国内投入

■利食い優勢から押し目狙いのスタンスに

8日の日本株市場は、利食い優勢から押し目狙いのスタンスになりそうだ。7日の米国市場は、NYダウが313ドル安、ナスダックは32ポイント安だった。NY連銀インフレ期待の上昇を受けた金利高が嫌気されたほか、米国とイランとの戦闘終結に向けた期待感が後退したことで、持ち高調整の売りが入りやすかった。シカゴ日経225先物は大阪比900円安の62230円。円相場は1ドル=156円90銭台で推移。

日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始直後に63390円まで買われた後は、利食い優勢の流れとなり、終盤にかけて62070円まで売られる場面もみられた。もっとも、日中取引で3710円高と急伸したこともあり、反動安は想定内であろう。前日の日経平均株価は一時63000円台に乗せたこともあって利食いは入りやすく、売り一巡後の押し目狙いのスタンスに向かわせよう。

昨日はソフトバンクGがストップ高をつけたほか、アドバンテス、東エレク、ファーストリテ、イビデンの5銘柄で日経平均株価を2000円超押し上げていた。指数インパクトの大きい半導体・AI関連株の一角に利食いの動きが強まるようだと、先物市場において短期的な売り仕掛けを誘う可能性もありそうだ。そのため、ソフトバンクGなどの動向睨みの展開になりそうだ。

日経平均株価はボリンジャーバンドの+1σ(60194円)から+2σ(63290円)水準まで一気に上昇したことで、いったんは達成感も意識されやすい。シカゴ先物にサヤ寄せする形で62000円に接近する局面においては、底堅さを見極めつつ押し目狙いのスタンスに。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、ビケンテクノ、JIG-SAW、APHD、シイエム・シイ、ディーエムソリュ、ダイトロン、グリーンエナ、じもとHD、スズデン、協和キリン、長瀬産、MRO、スクロール、大東港運などが注目される。

■住友林、1Q営業利益 38.5%減 239億円

住友林が発表した2026年12月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比4%増の5320億6300万円、営業利益は同38.5%減の239億500万円だった。海外住宅事業においては、豪州の戸建住宅事業で市況が好調に推移し販売戸数が増加。米国の戸建住宅事業において、住宅ローン金利の高止まりや経済の先行き不透明感等により住宅購入者層の様子見姿勢が続き販売戸数が減少。

■前場の注目材料

・日経平均株価は上昇(62833.84、+3320.72)
・高市内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請

・トヨタ自レクサス新型車公開、電動SUV、今冬国内投入
・三菱UFJグーグル提携、リテール分野でAI利用
・協和キリン横浜に研究機能集約、2拠点を統合・移転
・日産車体ストラテジックキャピタルが株主提案、剰余金配当を要求
・ニチコンコンデンサーの高さ1.9mmに、情報通信機器向け
・パナソニックHDHVAC&CC、セブン店舗空調をAI制御、快適性と省エネ両立
・三井化学車向け上流工程に勝機、部品一貫提案で成果
・住友化学α線量を抑制、高純度微粒状アルミナ、先端半導体向け
・三洋化成工業原田正大氏、設備集約、新規事業を拡大
・マイクロ波化学資源鉱石の結晶水、マイクロ波で加熱除去
・塩野義大型投資、M&A加速、売上高8000億円狙う
・JR西日本2.6兆円投資、5カ年計画、生活サービスなど重点
・NANKAI来年度営業益420億円超、中計上方修正

☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 3月現金給与総額(2月:前年比+3.4%)

<海外>
・特になし

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