11日の香港市場はまちまち。主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比13.13ポイント(0.05%)高の26406.84ポイントと小反発する半面、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は4.87ポイント(0.05%)安の8884.20ポイントと小幅に続落した。
ハンセン指数は小幅に反発した。中国本土で発表された4月の貿易統計や物価指標が堅調だったことに加え、上海市場で半導体や人工知能(AI)関連株が急伸した流れが投資家心理を支えた。一方で、消費関連テック株には利益確定売りが出て、相場の上値を抑えた。中国景気の先行きや高値警戒感も意識され、積極的な買いは限られた。また、米国とイランの和平交渉に暗雲が漂っていることもリスク志向をやや後退させた。
セクター別では、半導体などハイテク株が急伸。蘇州納芯微電子(2676/HK)が15.5%高、瀾起科技(6809/HK)が11.4%高、峰チョウ科技深セン(1304/HK)が10.4%高、兆易創新科技集団(3986/HK)が8.0%高で引けた。全営業日の米ハイテク株高の流れで買いが広がったもようだ。
また、中国系の不動産株も高い。遠洋集団HD(3377/HK)が11.4%高、龍湖集団HD(960/HK)が8.4%高、広州富力地産(2777/HK)が8.0%、合景泰富地産HD(1813/HK)が7.0%、華潤置地(1109/HK)が4.5%で引けた。
半面、航空や金鉱株が売られた。中国東方航空(670/HK)が4.1%安、中国国際航空(753/HK)が3.2%安、中国南方航空(1055/HK)が2.9%安で引けたほか、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が9.7%安、霊宝黄金(3330/HK)が8.7%安で取引を終えた。
本土市場は反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比1.08%高の4225.02ポイントで取引を終了した。