[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;62878.71;+224.66
TOPIX;3891.81;+12.54
[寄り付き概況]
15日の日経平均は224.66円高の62878.71円と反発して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は370.26ドル高の50063.46ドル、ナスダックは232.88ポイント高の26635.22で取引を終了した。中国がイランを巡り協力を申し出るなど首脳会談の結果を好感した買いに寄り付き後、上昇。人工知能(AI)関連企業の年内最大規模となった新規株式公開(IPO)で投資家心理が改善し、相場は上昇した。半導体のエヌビディアなどハイテクが相場をさらに押し上げ、終盤にかけて上げ幅を拡大。ナスダックは連日過去最高値を更新した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、国内主要企業の3月決算発表が今日まで続くことから、好決算・好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となった。さらに、昨日の日経平均が600円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、イラン情勢の先行き不透明感が継続し、昨日の海外市場で原油価格が高止まり、米長期金利が強含んだことが東京市場の株価の重しとなった。また、国内長期金利が上昇していることも投資家心理を慎重にさせた。さらに、昨日はフジクラの決算発表が株式相場全体を押下げる要因の一つとなったが、今日はキオクシアHDが決算発表を予定しており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4月の国内企業物価指数は、前年同月比4.9%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同3.0%上昇だった。
セクター別では、非鉄金属、石油石炭製品、電気機器、銀行業、保険業などが値上がり率上位、鉱業、海運業、水産・農林業、医薬品、不動産業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ファナック、ソシオネクスト、ホンダ、安川電、住友鉱、ソニーG、東京海上、JX金属、三菱電、三井E&S、フジクラ、HOYA、古河電工、ソフトバンクG、三菱UFJなどが上昇。他方、大成建、SUMCO、フルヤ金属、日東紡、キオクシアHD、三井金属、三菱重、IHI、アドバンテスト、ディスコ、信越化、NTTなどが下落している。