目次
千田高氏:フィンテック グローバル株式会社(以下、FGI)取締役副社長の千田高です。2026年9月期第2四半期決算説明を始めます。
本日は、総括、連結業績予想の修正、連結業績概況、ムーミン物語株式の一部譲渡、セグメント別業績サマリー、連結財務諸表の順でご説明します。
総括
総括についてご説明します。2026年9月期の通期業績予想は、株式会社ムーミン物語(以下、ムーミン物語)株式の一部譲渡などを踏まえ修正しました。
ムーミン物語の株式の一部を無償譲渡し、ムーミン物語などを連結除外しています。本譲渡に伴い、特別利益15億5,600万円、特別損失4億6,300万円を計上しました。また、「ムーミンバレーパーク」に係る資産および負債をオフバランス化しています。
続いて、通期業績予想についてです。ムーミン物語の連結除外などにより、売上高は期初予想を14.8パーセント下回る見通しです。一方で、投資銀行セグメントの好調を受け、営業利益および経常利益は据え置きとしています。最終利益は、特別損益の影響や法人税等の減少により、期初予想を70.4パーセント上回る見通しです。
2026年9月期第2四半期は、事業承継案件におけるプライベートエクイティ(以下、PE)投資や、トラックオペレーティングリースのアレンジメントによる収益などが業績を牽引し、増収増益となりました。
投資銀行セグメントでは、事業承継案件におけるPE投資で大型案件の投資回収を行ったほか、トラックオペレーティングリースでもアレンジなどの売上が増加しています。この結果、投資銀行セグメントは増収増益となりました。
投資銀行-航空機部門は、技術サービスの低調により減収減益となりました。一方で、航空機オペレーティングリースの売上は増加しました。
パブリックサポートサービスは、行政計画の策定案件などの売上増加により増収となりましたが、公共施設マネジメントのアウトソーシング受託に向けた人材採用や、太陽光発電所開発の先行投資により、損益が押し下げられました。
エンタテインメント・サービスは、イベント強化などによる来園者数の増加と客単価の上昇により増収となりましたが、費用増加により減益となりました。
連結業績予想の修正(2026年5月12日公表)
2026年9月期の連結業績予想についてご説明します。2026年5月12日に連結業績予想を修正しました。
売上高は182億円から155億円に修正し、期初予想に対して14.8パーセントの減少を見込んでいます。これは主にムーミン物語の連結除外等の影響を反映したことによるものです。
事業承継案件のPE投資では、前期に組成した大型案件の投資回収を行いました。また、足元では第3四半期に入ってから新たに大型案件を組成しており、当期中に投資回収することによって期初計画の達成を見込んでいます。トラックオペレーティングリースのアレンジなどは、ファンド組成や商品販売が期初計画を上回るペースで推移しており、通期も期初計画を大きく上回る見込みです。
一方で、航空技術サービスでは機体検査による売上の減少傾向が続いています。また航空機オペレーティングリースでは、案件組成や機体売却が期初計画を下回っています。不動産小口化商品については、令和8年度税制改正の大綱を受け、新たな商品組成を見合わせています。エンタテインメント・サービスでは、ムーミン物語を連結除外するため、同社業績を第3四半期以降は取り込みません。
営業利益は42億円、経常利益は40億円と、期初予想から変更はありません。子会社の連結除外や、売上高が計画未達見込みである一部事業の利益への影響は限定的であり、トラックオペレーティングリースのアレンジなど上振れ分がこれらの影響を吸収するため、予想値は据え置きとしました。
親会社株主に帰属する当期純利益は27億円から46億円に修正し、期初予想に対して70.4パーセント増加する見通しです。これは、ムーミン物語株式の譲渡などに伴う特別利益15億5,600万円および特別損失4億6,300万円の計上と、当該株式譲渡に伴う法人税等の減少を反映したことによるものです。
連結業績概況
連結業績概況についてご説明します。
第2四半期累計の売上高は、事業承継案件へのPE投資、トラックオペレーティングリースのアレンジ・ファンド管理、エンタテインメント・サービスの売上伸長等により、前年同期比17.9パーセント増の80億1,100万円となりました。
売上総利益は、粗利率の高いPE投資やトラックオペレーティングリースに関連する売上が増加し、前年同期比30.6パーセント増の56億600万円となりました。
販管費は前年同期比20.5パーセント増の30億5,300万円となりましたが、売上総利益の増加がこれを吸収し、営業利益は前年同期比45.1パーセント増の25億5,300万円、経常利益は前年同期比37.8パーセント増の23億5,800万円となりました。
親会社株主に帰属する中間純利益は、ムーミン物語株式の譲渡に伴い、特別利益および特別損失を計上したため、前年同期比147.3パーセント増の31億9,200万円となりました。特別利益は固定資産売却益15億5,600万円、特別損失は関係会社株式売却損2億6,300万円、貸倒引当金繰入額2億円となります。
償却前営業利益は、前年同期比42.7パーセント増の28億4,900万円となりました。EPSは、前年同期比10.01円増の16.61円、ROE(年換算)は、25.9ポイント増の52.1パーセントです。
なお、親会社株主に帰属する中間純利益から特別損益10億9,200万円を控除して算出した場合、ROE(年換算)は34.3パーセントとなります。
四半期連結業績推移
四半期連結業績推移はスライドに記載のとおりです。
ムーミン物語株式の一部譲渡
ムーミン物語株式の一部譲渡についてご説明します。
2026年3月26日、当社およびファンド(子会社)が保有するムーミン物語株式の一部を、同社の自己株式取得などにより無償譲渡し、連結から除外しました。これにより、当社の議決権比率は14.98パーセントに低下しました。
譲渡株式数は1万7,069株です。譲渡前はFGIが1万7,651株、議決権比率84.6パーセントを保有していました。譲渡後は、FGIの保有株式数は582株、議決権比率14.98パーセントとなりましたが、引き続き筆頭株主です。
今後の当社の「メッツァ」への関わり方については、ムーミン物語および「メッツァビレッジ」の価値向上に積極的に関与し、将来的な「メッツァビレッジ」の不動産流動化につなげていきます。PE事業の一環としてムーミン物語の企業価値向上を推進するとともに、「メッツァ」全体におけるハード・ソフト両面での大規模なバリューアップを進めます。
ハード面では、「メッツァビレッジ」において10数億円規模の設備投資を伴う宿泊・温浴施設等の追加開発を推進し、2027年中の開業を目指します。2026年1月に「メッツァビレッジ」に隣接する不動産を取得したため、この不動産を含め、エリア一体でのバリューアップ施策を検討しています。
ソフト面では、北欧文化に触れつつ、自然や地域連携、チャリティーを織り交ぜ、特別な体験価値のさらなる創出を目指します。また、約16万人の「メッツァ公式LINE」会員基盤を活用し、オウンドメディア「metsä media」での情報発信により、ファンコミュニティの拡大を図ります。
ムーミン物語株式の一部譲渡 ー 連結貸借対照表への主な影響
ムーミン物語株式の一部譲渡による、連結貸借対照表への主な影響についてご説明します。
「ムーミンバレーパーク」に係る有形固定資産44億円、有利子負債56億円(2025年12月末現在)をオフバランス化しました。これにより主に2つの影響があります。
1点目は資産効率の改善と、有形固定資産等に対する減損リスクの低減です。
2点目は成長投資に向けた借入余力の創出です。有利子負債の減少により、新たな借入余力が生まれます。
投資銀行ビジネスを主軸とする当社にとって、資金調達力の充実は成長戦略を実行する上での根幹をなすものであり、今回のオフバランス化はその観点からも重要な意味を持ちます。
2025年12月末と2026年3月末の連結貸借対照表を比較すると、総資産は294億円から269億円へ約8.4パーセント減少した一方、自己資本比率は11.9ポイント上昇し、50.6パーセントとなっており、財務体質の改善が数字にも表れています。
セグメント別業績サマリー ー 1
セグメント別業績サマリーについてご説明します。
ここのポイントは、第2四半期累計の投資銀行セグメントの売上高が前年同期比で28.5パーセント、10億円増加し、セグメント利益が前年同期比で59.8パーセント、12億円増加し業績を牽引したことです。
セグメント別業績サマリー ー 2
こちらのスライドでは、売上高、売上総利益、営業利益のセグメント別内訳を棒グラフでお示ししています。前のスライドと内容が重複するため、説明は割愛させていただきます。
投資銀行 ー 業務別売上高、売上総利益
投資銀行セグメントの業務別売上高と売上総利益についてご説明します。
大型案件の投資回収や、トラックオペレーティングリースのアレンジが好調に推移したことにより、増収増益となりました。
PE投資では、大型の事業承継案件のほか、小規模案件の投資回収もあり、高水準の収益を維持して売上高、売上総利益は共に18億3,000万円となりました。
業務受託では、大型の事業承継案件による業務受託収益に加え、トラックオペレーティングリースのアレンジなどの売上が前年同期の2倍超となりました。この結果、売上高は前年同期比117パーセント増の28億1,500万円、売上総利益は前年同期比115パーセント増の27億700万円となりました。
アセット投資では、不動産小口化商品の3号案件が2025年10月、4号案件が2026年4月に完売し、全案件が完売しました。ファンド決算の取り込みは本分配後としたため、当四半期には取り込みを行っていません。一方で、4号案件(2025年9月申し込み開始)の初期組成費用を計上したファンド決算を取り込んだため、マイナス9,500万円の売上となりました。なお4号案件の商品組成時の業務受託売上は、前期に計上しています。
「メッツァビレッジ」では、隣接不動産の取得に伴う賃貸収益や、来園者増加による駐車場収入などが伸長しました。また、グループ会社に対する各種施設の賃貸による売上も増加しました。さらに前年同期に計上していた一部施設改装に伴う除去損2億円がなくなったことにより、売上総利益は前年同期から2億2,000万円改善し、マイナス600万円となりました。
投資銀行 ー セグメント利益
投資銀行セグメントの利益の増減要因をウォーターフォールチャートでご説明します。
2026年9月期第2四半期累計のセグメント利益は、前年同期比12億6,100万円増(59.8パーセント増)の33億7,200万円となりました。販管費が前年同期比で1億2,300万円増加しましたが、売上総利益の増加がこれを吸収した結果です。
売上総利益の増減要因については、プラス要因からご説明します。業務受託が14億5,100万円増加しており、最も大きく貢献しています。また「メッツァビレッジ」が2億2,000万円増加しました。
マイナス要因としては、PE投資が1億7,000万円、アセット投資が9,200万円、その他が1,400万円、それぞれ減少しています。
販管費は前年同期比1億2,300万円増加しました。内訳は、人件費が6,800万円、地代家賃が4,400万円、その他が1,100万円それぞれ増加しています。人件費の増加は、給与水準の引き上げおよび人員増強によるものです。地代家賃の増加は、オフィス増床によるものです。
そのほか、連結範囲の変更により、700万円のマイナスの影響がありました。
投資銀行 ー 投融資残高
投資銀行セグメントの投融資残高についてご説明します。
当社単体の投融資残高は96億1,000万円で、第1四半期末比7.5パーセント減少しました。
プリンシパルインベストメントは次のスライドで詳細をご説明します。
企業融資は、営業貸付金の回収が進んだことにより減少しました。
不動産等(「メッツァ」)は、「ムーミンバレーパーク」不動産が売却処理されましたが、「メッツァビレッジ」の隣接不動産の取得や、「ムーミンバレーパーク」の「エンマの劇場」に全天候型テントをリースしたことにより増加しました。
投資銀行 ー 投資残高(プリンシパルインベストメントの増減内訳)
プリンシパルインベストメントの増減内訳についてご説明します。
当第2四半期末残高は、事業承継案件のPEファンドにおける投資回収の進捗と分配金受領により、第1四半期末比で11.7パーセント減の25億8,700万円となりました。
「新規投資」は、事業承継案件3件への投資実行により、営業投資有価証券が増加しています。また、信託会社の株式を取得して子会社化したため、関係会社株式が増加しました。
「投資損益取込」は、前期に組成した大型案件を含む、複数の事業承継案件において投資回収を実行したPEファンドの収益を取り込んだことにより増加しました。
「分配・その他」は、事業承継案件の分配金を受領したことで減少しています。
投資銀行 ー PEファンドの事業承継案件への投資額
PEファンドの事業承継案件への投資額についてご説明します。
当第2四半期累計のPEファンド組成額は、前年同期比73.0パーセント減の80億8,400万円となりました。
当第2四半期は3件、総額24億円を組成し、中小案件の積み上げが進みました。また、第3四半期に入ってからは、新たな大型案件を組成していますが、当期中の投資回収を見込んでいます。
投資銀行 ー 事業承継案件による収益
事業承継案件による収益についてご説明します。
当第2四半期の事業承継案件による売上高は14億円です。また、第3四半期以降の売上高は28億円を見込んでいます。
前期に投資した大型案件について、第1四半期に一部を投資回収し、当第2四半期に回収を完了しました。第3四半期以降は、第2四半期までに組成した案件に加え、第3四半期に組成した大型案件の投資回収等により、28億円の売上高を見込んでいます。
現段階で見込んでいる通期の売上高は、2025年9月期実績の52億円に対し、63億円となっています。
投資銀行 ー 預り資産残高
預り資産残高についてご説明します。
預り資産残高は、第1四半期末比3.9パーセント増の1,626億円となりました。
レジデンスは、不動産小口化商品のアセットマネジメントにおける販売進捗に伴い、受託残高が減少しました。
その他不動産については、事業承継案件で取り扱う不動産の新規受託や、前期に受託した太陽光発電所開発案件で対象資産の取得が進んだことなどにより増加しました。
投資銀行 ー トラックオペレーティングリース
トラックオペレーティングリースについてご説明します。
当社グループは、投資家資金により中古商用大型車両などを保有・リースするファンドをアレンジ・組成し、販売から運用、売却までを一気通貫で手がけることで、組成・販売・運用・売却の各段階で収益を獲得しています。
運送会社などの増車需要や財務改善ニーズを背景に、中古商用大型車両などのリースバック需要が急速に拡大しています。これを受け、当社がアレンジするファンドの対象車両の確保は順調に進捗しています。
また、投資商品を紹介するビジネスパートナーとの契約数も順調に増加しており、投資家基盤の拡大に寄与しています。
このような環境のもと、当社グループがアレンジ・管理するファンドにおける出資金販売額は、第2四半期累計で42億7,000万円となり、前年通期実績の85パーセントの水準に達しました。これによりアレンジメントなどによる当社グループの売上は、前年同期比2倍超となりました。
投資銀行 ー 航空機部門 セグメント
投資銀行-航空機部門についてご説明します。
当セグメントの第2四半期累計の売上高は、航空機リースが増収となった一方、技術サービスが低調だったことにより、前年同期比7.4パーセント減の13億8,400万円となりました。また、売上総利益は前年同期比10.4パーセント減の6億1,900万円、セグメント利益は前年同期比67.1パーセント減の4,800万円となりました。
技術サービスでは、航空業界における航空機不足の状況が続き、リース機体返還時の検査に伴う売上が減少しました。
なお、中東情勢に起因した航空燃料の供給不足や価格高騰が、航空会社の運航や業績に悪影響を与えているため、事態の長期化により、次期はリース機体の返還が増加して、返還時の機体検査需要の増加に伴う技術サービス売上の増加が想定されます。
航空機リースは、前期に積み上げた賃貸資産によりリース収益が増加しました。なお、第3四半期には賃貸資産の新規取得および売却を計画しており、下半期の収益に貢献する見込みです。
パブリックサポートサービス
パブリックサポートサービスについてご説明します。
売上高は前年同期比6,700万円増(26.9パーセント増)の3億1,600万円となりました。一方、セグメント損失は事業拡大に向けた先行投資により、赤字幅が前年同期比で1億7,400万円拡大し、1億9,200万円となりました。
財務書類作成、公共施設マネジメント・行政計画策定受託に関連する売上は、ともに増加しました。公共施設マネジメントのアウトソーシング受託に向け、大規模自治体との協議を継続しており、受託開始に向けた一級建築士など専門人材の採用により、人件費および採用費が増加しました。
再生可能エネルギー施設の開発・運営においては、開発中の太陽光発電所10案件のうち、3件は2026年3月末、1件は4月に売電を開始しました。さらにもう1件は5月中に売電開始予定であり、残る5件は5月に売電契約を締結しました。これにより、全案件において売電契約が完了しました。当第2四半期は売電収入がない一方で、人件費などの先行投資負担が継続しました。
エンタテインメント・サービス
エンタテインメント・サービスについてご説明します。
イベント強化による来園者数の増加に加え、客単価が増加したことで増収となった一方で、費用の増加により減益となりました。
クリスマス・イベントやスケートリンク設置、雪遊び体験など、多彩な集客策を展開しました。また、2月28日から4月5日にかけて、毎年恒例のこども応援キャンペーンを実施しました。その結果、当第2四半期累計の「メッツァ」来園者数は前年同期比6.8パーセント増の40万1,000人となりました。
物販における客単価の向上もあり、売上高は前年同期比17.6パーセント増の17億2,500万円となりました。
費用面では、人件費やイベント経費に加え、無料バス運行費や「ハイパーミュージアム飯能」の運営費が増加しました。この結果、セグメント利益は前年同期比40.4パーセント減の5,800万円となりました。
「ムーミンバレーパーク」の「エンマの劇場」は、大型テントを備えた全天候型シアターとして3月14日にリニューアルオープンしました。当社は外部から賃借したテントや映像・音響設備などを、ムーミン物語に転リースしています。
エンタテインメント・サービス(四半期業績推移)
スライドのグラフはエンタテインメント・サービスの四半期業績推移です。
当第2四半期(1-3月期)は、来園者が前年同期比5.9パーセント増(9,000人増)の16万人、売上高が前年同期比10.8パーセント増(6,500万円増)の6億6,900万円となりました。一方で、セグメント損失は前年同期比で3,700万円悪化し、9,900万円となりました。
連結貸借対照表
連結貸借対照表についてご説明します。
先ほど説明した「ムーミンバレーパーク」のオフバランス化に加え、親会社株主に帰属する中間純利益による利益剰余金の増加により、自己資本比率は前期末(2025年9月末)比で10.4ポイント上昇して50.6パーセントとなっています。
最初に資産の部をご説明します。
資産合計は、前期末比とほぼ同じ水準の269億6,278万円となりましたが、構成は大きく変わっています。ムーミン物語等の連結除外により「ムーミンバレーパーク」に係る有形固定資産が減少しましたが、成長投資を進めたことより営業投資有価証券や建設仮勘定が増加しました。借入も進み、現金および預金も増加しました。以下、科目ごとに説明します。
営業投資有価証券は、事業承継案件への投資、子会社株式の取得、連結SPCが取得した不動産の信託受益権化により、前期末比で18億6,676万円増加しました。
建物・構築物(純額)は、ムーミン物語、および「ムーミンバレーパーク」の不動産を保有する特別目的会社(地域SPC)の連結除外などにより、前期末比で38億8,036万円減少しました。
土地も、前期末比で4億1,016万円減少しました。
建設仮勘定は、太陽光発電所開発プロジェクトの進捗により、前期末比4億9,804万円増加しました。なお、10案件中3案件は完工し、有形固定資産の「その他(純額)」に含まれる機械装置に振り替えています。
次に負債の部です。負債合計は前期末比で25億5,647万円減少し、123億9,547万円となりました。
1年内返済予定の長期借入金は、地域SPCの連結除外により前期末比で50億3,147万円減少しました。
長期借入金は、運転資金および信託会社の買収資金のための借入、並びに不動産保有SPCの連結により、前期末比で23億4,747万円増加しました。
続いて純資産の部です。純資産合計は利益剰余金の増加により前期末比で25億2,512万円増加し、145億6,730万円となりました。
連結損益計算書
連結損益計算書については、これまで説明してきたとおりのため、省略します。
連結キャッシュ・フロー計算書
最後に、連結キャッシュ・フロー計算書です。
当第2四半期は、成長投資を積極的に推進した結果、フリーキャッシュフローはマイナス5億9,400万円となりました。必要資金は金融機関借入を活用して機動的に確保しました。この結果、当第2四半期末の現金および現金同等物は、前期末比18億1,794万円増の82億6,061万円となりました。
営業キャッシュ・フローは、7億3,995万円となりました。税引前中間純利益は34億5,045万円となり高水準でしたが、地域SPCへの不動産譲渡を売却処理したことにより発生した売却益15億5,630万円を控除したことや、営業投資有価証券が事業承継案件への新規投資に加え、連結SPCが取得した不動産の信託受益権化により増加したことにより、プラス幅は限定的となりました。
投資キャッシュ・フローは、マイナス13億3,451万円となりました。太陽光発電所開発や「ムーミンバレーパーク」の設備投資のほか、ムーミン物語などの連結除外に伴う現預金の減少により、マイナスとなりました。なお、地域SPCへの不動産譲渡は当第2四半期に収益認識しましたが、売却代金は2017年に受領済のため、固定資産売却収入は発生していません。
財務キャッシュ・フローは、23億3,393万円となりました。運転資金および信託会社の買収資金の借入、不動産保有SPCの新規連結などにより、長期借入金が増加しました。
私からのご説明は以上です。ご清聴いただきありがとうございました。