19日の香港市場は反発。主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前日比122.67ポイント(0.48%)高の25797.85ポイントと3日ぶりに反発し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が41.99ポイント(0.49%)高の8639.96ポイントと8日ぶりに反発した。
ハンセン指数は約1カ月ぶりの安値水準まで下落していたことで自律反発狙いの買いが優勢となり、ネット大手を中心とした押し目買いに支えられた。中国当局による景気重視の姿勢も相場の支援材料となった。テンセントなど主力ネット株への買いが指数を押し上げた。一方、中東情勢を巡る不透明感や中国景気の減速懸念は引き続き重荷となり、上値を追う動きは限られた。投資家は政策支援への期待と外部環境への警戒を見極める展開となった。
香港市場の個別銘柄では、ネット関連は高い。ネットサービス大手のテンセント(0700/HK)が2.4%高、電子商取引関連のアリババ(9988/HK)が1.2%高、中国移動(0941/HK)が0.5%高で引けた。また、金融銘柄も買われた。金融大手のHSBCホールディングス(0005/HK)が1.6%高、中国工商銀行(1398/HK)が1.2%高、中国銀行(3988/HK)が1.1%高、中国建設銀行(0939/HK)が1.0%高となった。
一方、車載電池関連のCATL(3750/HK)は2.1%安となった。電池関連株として売りが優勢となり、終値ベースで下落して取引を終えた。CATLは香港市場で大型の新規上場案件として注目されていたが、この日は値を下げた。電動車関連としての位置付けから投資家の関心を集める銘柄で、香港市場では大型テクノロジー関連株の一角として推移した。終値では2.1%安となり、軟調な値動きとなった。
中国本土市場は4日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.92%高の4169.54ポイントで取引を終了した。