[本日の想定レンジ]
19日のNYダウは322.24ドル安の49363.88ドル、ナスダック総合指数は220.03pt安の25870.71pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比210円安の60670円だった。本日は、米国株安や金利上昇などを嫌気して売り先行で始まることが想定される。前日は、半導体・人工知能(AI)関連株に売りが続き、日経平均は4営業日続落した。ローソク足は4日連続で陰線を形成し、日中の高値と安値も連日切り下がり、2日連続して黒三兵が出現し、強い売り圧力を窺わせた。前日の米国市場は、原油価格の高止まりによるインフレ懸念を背景に長期金利が上昇したことが嫌気されたほか、米国とイランの和平協議に進展がみられないことも投資家心理を圧迫し、主要株価指数は下落した。また、日本時間21日早朝のエヌビディアの決算発表を控えるなか、持ち高調整売りも相場の重しになったとみられる。ナイトセッションの日経225先物は一時60000円の大台を割り込む場面があるなど、本日の東京市場も半導体・AI関連株への売りが継続し、心理的な節目の60000円を割り込むことも予想される。しかし、日経平均は前日までの4営業日で2700円超下落しているため、一本調子の下げに対する警戒感から自律反発を狙った買いも見込まれ、売り一巡後は下げ渋る場面も想定される。また、エヌビディアの決算が半導体・AI関連株に買い戻しのきっかけになることへの期待もあるが、発表を目前に様子見姿勢が一段と強まる可能性がある。前日の安値が60256円だっただけに、節目の60000円を維持して終了することができるのか注目されるだろう。上値メドは、心理的節目の61000円や62000円、63000円、下値メドは、25日移動平均線の59944円や1日の高値の59706円、心理的な節目の59000円、58000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限60700円-下限59700円