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前場に注目すべき3つのポイント~エヌビディア決算控え半導体やAI関連株への利食いが強まる~

20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■エヌビディア決算控え半導体やAI関連株への利食いが強まる
■TYK、26/3営業利益 23.6%減 34.41億円、27/3予想 3.0%増 35.5億円
■NTN中国で耐電食軸受量産、EV向け来年めど

■エヌビディア決算控え半導体やAI関連株への利食いが強まる

20日の日本株市場は、売り先行で始まることになろうが、その後は引き続き半導体やAI関連株にらみの展開になりそうだ。19日の米国市場はNYダウが322ドル安、ナスダックは220ポイント安だった。米国とイランによる戦闘終結に向けた協議が進まず、原油先物価格が高止まりするなかで、インフレ懸念から米長期金利が大幅に上昇したことが重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比210円安の60670円。円相場は1ドル=159円00銭台で推移。

日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始直後に61150円まで買われたが、その後は軟化。米国市場の取引開始後には59960円と6万円の大台を割り込む場面もみられた。売り一巡後は上昇に転じる場面もあったが買いは続かず、日中比310円安の60570円で終えている。先物主導による売り仕掛け的な動きも警戒されやすく、積極的な売買は手控えられそうだ。

また、長期金利の上昇を受けて指数インパクトの大きい半導体やAI関連株などには相対的な割高感から利益確定の売りが入りやすい。足もとではフジクラの利食いの動きが強まったが、同様に他の半導体やAI関連株への利食いが強まるようだと、先物市場でのショートを誘う可能性もあるため、警戒しておきたいところ。そのほか、エヌビディアが日本時間の明日早朝に決算を発表する。決算を期待した先回り的な動きは限られると考えられる一方で、売り方においてはいったんニュートラルに調整する形での買い戻しも意識されそうである。

物色としては半導体やAI関連株は手控えられやすいところであるが、直近で大きく調整していた銘柄などには、短期的なリバウンド狙いのスタンス。金利上昇への思惑からメガバンクなど金融株に資金が向かう可能性もあるだろう。そのほか、リスク回避的に内需系の一角に資金が向かいやすいところだ。

■TYK、26/3営業利益 23.6%減 34.41億円、27/3予想 3.0%増 35.5億円

TYKが発表した2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.4%減の314億8400万円、営業利益は同23.6%減の34億4100万円だった。国内の売上高は堅調な耐火物需要が維持されたが、北米やアジアの売上高は耐火物需要の減少の影響を受けた。

■前場の注目材料

・SOX指数は上昇(11305.50、+2.98)
・高市内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請

・NTN中国で耐電食軸受量産、EV向け来年めど
・古河電気工業DC関連の営業益2000億円、30年度目標
・フジクラ28年度営業益67%増、DC需要で光ファイバー急伸
・東京センチュリーDC投資1兆円、大規模クラウド需要照準
・アクセルスペースHD地球観測衛星7機打ち上げへ
・TDK中型電池の世界供給拡充、マレーシア社買収
・三菱マテリアルタングステン再生能力増、日独に100億円投資
・富士通三井住友FG・ソフトバンクと、健康・医療基盤で提携
・新東工業積層造形で工場2棟、愛知・豊川に100億円投資
・日立アンソロピック協業、インフラ分野のフィジカルAI実装支援
・NTTNTTデータG、金融向け共同利用型AI基盤、挙動監視・データ統合
・スズキインド新ライン稼働、SUVを年25万台生産
・日産自九州に次世代工場モデル、多様な人材生かし競争力
・デンカ千葉に低誘電の有機絶縁樹脂プラント
・三洋化成工業バイオディーゼル添加剤、低温でも燃料に流動性
・京阪HD5年2500億円投資、沿線開発・資産売却の循環構築
・名古屋鉄道名古屋駅地区再開発計画の投資規模を縮小

☆前場のイベントスケジュール
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