[本日の想定レンジ]
20日のNYダウは645.47ドル高の50009.35ドル、ナスダック総合指数は399.65pt高の26270.36pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比1825円高の61525円だった。本日は、連日の下落の反動や原油価格の下落を背景に上昇した前日の米国株を映して、買い戻しの動きが強まりそうだ。前日は、インフレ懸念を背景に世界的に金利が上昇基調にあることから投資家心理が圧迫され、日経平均は5営業日続落し、25日移動平均線(60100円)を割り込んで終了した。ローソク足は上ヒゲのない「陰の寄り付き坊主」を形成し、5営業日連続して陰線となった。前日の米国市場は、原油価格の下落を背景にインフレ懸念が和らぎ、長期金利の上昇に歯止めがかかり、株式の相対的な割高感が強まるとの懸念が薄れ、買い戻しの動きにつながった。トランプ米大統領が20日、イランとの交渉が最終段階にあると述べた。これを受け、米国とイランの和平協議の先行きへの楽観的な見方が浮上し、原油価格は大幅に下落した。ナイトセッションの日経225先物は61000円台を回復しており、本日の東京市場はテック株中心に買い戻しの動きが強まることが想定される。一方、米国市場の取引終了後に米半導体大手エヌビディアが発表した2026年2-4月期の売上高は前年同期比85%増の816億1500万ドルと過去最高を更新したほか、続く5-7月期の売上高予想は910億ドルだった。いずれも市場予想を上回ったものの、期待値が高かっただけに想定の範囲内でサプライズ感は乏しいとの受け止めもある。時間外取引でエヌビディア株が軟調に推移しており、これが東京市場のテック株の上値を圧迫する要因になることも想定されよう。上値メドは、心理的節目の62000円や63000円、5月14日の高値の63799円、下値メドは、心理的な節目の59000円や4月30日の安値の58928円、心理的な節目の58000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限62000円-下限60000円