[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;65777.87;+781.78
TOPIX;3951.71;+13.25
[寄り付き概況]
27日の日経平均は781.78円高の65777.87円と反発して取引を開始した。前日26日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は118.02ドル安の50461.68ドル、ナスダックは312.21ポイント高の26656.18で取引を終了した。アメリカがイラン南部で攻撃を実施したと発表したが、イランとの和平交渉を妨げないとの見方が優勢となり、寄り付き後、上昇。アナリストらの強気な見方を背景にマイクロン株が急騰、半導体株が追随した。ナスダックは大きく上昇したが、一方でハイテクの恩恵が薄いダウは終日軟調に推移。引けにかけて下げ幅を縮小させたが、小幅に下落し取引を終えた。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は4日ぶりに反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.1%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.5%上昇と大幅に上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株などの株価を支える要因となった。また、日経平均は高値警戒感があるが、昨日は上昇一服となったことから、このところの上昇相場に乗り遅れた投資家などの買いを誘った。一方、米・イラン交渉の先行き不透明感が意識され、原油先物価格が下げ渋っていることが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均は4日ぶりに反落したが、25日移動平均線との乖離率は昨日段階で6.3%と、依然、買われ過ぎとされる5%を上回っており、引き続き短期的な高値警戒感が意識されたが、寄り付き段階では買いが優勢だった。
セクター別では、非鉄金属、機械、精密機器、化学、水産・農林業などが値上がり率上位、銀行業、証券商品先物、陸運業、空運業、不動産業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、KOKUSAI、住友電工、アドバンテスト、三井金属、キオクシアHD、HOYA、信越化、東エレク、ディスコ、レーザーテック、フジクラ、ファーストリテ、TDK、中外薬などが上昇。他方、アステラス薬、NEC、ソフトバンクG、日東紡、みずほ、IHI、三井住友、ソニーG、川崎重、イビデン、三菱UFJ、三菱重、オリックスなどが下落している。