INESTは21日、子会社Renxaが、ピアズおよび同社子会社ベルフェイスシステムと協業を開始したと発表した。ピアズグループが提供する店舗特化型オンライン接客システム「ONLINX+」を活用し、不動産・モバイル店舗におけるライフスタイルサービス提案のDX化を進める。提案品質の標準化や成約率向上、機会損失の解消を図り、新たな収益機会の創出につなげる狙いだ。
Renxaはこれまで、提携不動産ショップを訪れる利用者に対し、光回線や電気、ガス、ウォーターサーバーなど新生活向けライフラインサービスを電話中心で提案してきた。一方で、従来のアウトバウンド(架電)形式では、顧客の検討タイミングに合わせた提案が難しいことや、店舗ごとの人員体制・スキル差による待ち時間や提案品質のばらつきが課題となっていた。
今回導入する「ONLINX+」は、店舗とオンライン専門スタッフを接続することで、遠隔地からリアルタイム接客を可能とするシステム。専門オペレーターが即時対応することで、接客品質の標準化や成約率向上、機会損失低減につなげる。さらに、外国語対応が必要な来店客への通訳支援や、専門性の高い商材説明にも対応可能としている。
協業開始時点では、不動産およびモバイル領域向けサービスを中心に展開するが、今後は遠隔営業代行やBPO支援などへの拡大も視野に入れる。Renxaとピアズグループは、オンライン接客を活用した新たな顧客接点創出を進め、店舗運営の効率化と収益機会拡大を目指す方針だ。