28日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり90銘柄、値下がり133銘柄、変わらず2銘柄となった。
前日27日の米国株式市場は小幅高。ダウは終日堅調な値動き。ナスダックは前日終値近辺でのもみ合いが続いた。半導体やAI関連株の一角に利益確定売りが出た一方、中東情勢の緩和が相場の支えとなった。イラン国営放送が、米国との紛争終結に向けた覚書草案に「1カ月以内のホルムズ海峡正常化」などが盛り込まれていると伝えたことで原油相場が大幅下落。景気敏感株などに買いが入り、株式相場を支えた。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始した。前日の米国市場で半導体関連株の一角に利益確定売りが見られた流れを受け、寄り付きは軟調に推移した。その後は押し目買い意欲もありプラス圏に浮上する局面もあったが、後場では、米国とイランの軍事応酬が伝わり再度の中東情勢緊迫化からリスク回避ムードが広がり下げ幅を広げた。そのほか、昨日の日経平均が朝方の大幅高の後に伸び悩んだことから、上値での売り圧力の強さが意識された可能性もある。
大引けの日経平均は前営業日比306.29円安の64693.12円となった。東証プライム市場の売買高は26億873万株、売買代金は10兆8678億円だった。業種別では、金属製品、パルプ・紙、小売業などが上昇した一方で、非鉄金属、保険業、電気・ガス業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は48.9%、対して値下がり銘柄は47.7%となっている。
値上がり寄与トップはTDKとなり1銘柄で日経平均を約94円押し上げた。同2位は太陽誘電となり、村田製、ファーストリテ、京セラ、リクルートHD、キオクシアHDなどがつづいた。
方、値下がり寄与トップはアドバンテストとなり1銘柄で日経平均を約190円押し下げた。同2位はソフトバンクGとなり、イビデン、ファナック、フジクラ、コナミG、レーザーテックなどがつづいた。
*15:30現在
日経平均株価 64693.12(-306.29)
値上がり銘柄数 90(寄与度+455.57)
値下がり銘柄数 133(寄与度-761.86)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
TDK 3796 188 94.53
太陽誘電 13010 1890 63.36
村田製作所 8538 718 57.77
ファーストリテ 78380 560 45.05
京セラ 3271 142 38.08
リクルートHD 10185 278 27.96
キオクシアHD 61280 730 17.13
富士フイルム 3322 98 9.86
KDDI 2714 24.5 9.86
オムロン 5597 215 7.21
日立製作所 5174 214 7.17
SMC 67880 1410 4.73
ホンダ 1441.5 20 4.02
トヨタ自動車 3030 22 3.69
日東電工 3115 20 3.35
良品計画 3738 50 3.35
キッコーマン 1399 17 2.85
野村総合研究所 4832 85 2.85
花王 6079 80 2.68
ブリヂストン 3392 39 2.61
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 26340 -790 -190.67
ソフトバンクG 7125 -147 -118.27
イビデン 19740 -685 -45.93
ファナック 7984 -170 -28.49
フジクラ 5017 -123 -24.74
コナミG 19120 -670 -22.46
レーザーテック 40110 -1420 -19.04
東エレク 52320 -180 -18.10
古河電気工業 52000 -4110 -13.78
中外製薬 7743 -135 -13.58
ソニーG 3451 -74 -12.40
ベイカレント 5445 -365 -12.24
住友金属鉱山 8910 -698 -11.70
豊田通商 6729 -112 -11.26
信越化 7344 -62 -10.39
三井金属鉱業 48750 -3050 -10.22
味の素 5142 -147 -9.86
東京海上HD 7189 -178 -8.95
三菱商事 5038 -86 -8.65
ディスコ 66350 -1280 -8.58