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半導体やAI関連株の動向をにらみながらの相場展開

 29日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、ソフトバンクGなど、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の動向をにらみながらの相場展開になりそうである。28日の米国市場はNYダウが24ドル高、ナスダックは242ポイント高だった。4月のPCE価格指数がインフレ圧力の緩和を示したことや米国とイランが停戦の延長を巡り合意したと伝わり、相場を支えた。シカゴ日経225先物は大阪比1185円高の65745円。円相場は1ドル=159円20銭台で推移している。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時64350円まで売られたが、その後はロング優勢の流れのなかで米国市場の取引開始後に65000円を回復。終盤にかけては65910円まで上げ幅を広げる場面もみられた。米国では半導体株やソフトウエア株の上昇が相場をけん引する形だったこともあり、東京市場においても指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価をけん引することが見込まれる。

 また、足もとでソフトバンクGの調整が日経平均株価の重荷になっていたが、28日の米国ではアームホールディングスが10%を超える上昇となったことで、買い戻しの動きに向かわせる展開が期待されそうだ。また、前日の日経225先物は一時63910円と64000円を割り込む場面もみられたが、ボリンジャーバンドの+1σが支持線として機能していた。ナイトセッションで+1σを上回っての推移のなかで+2σに接近しており、先物市場においてもショートカバーを誘う動きが意識されそうだ。

 物色としては半導体やAI関連株が中心になりやすいだろう。特に米国ではAI開発のアンソロピックやオープンAI、イーロン・マスク氏率いるxAIのIPOを控えていることで、AI関連のほか宇宙ビジネス関連への資金流入が活発だろう。

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