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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、中東和平合意も円売りが下支え

29日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きか。米国とイランの和平協議が合意に達した場合、原油安・米金利安に振れドル売り先行の見通し。ただ、日本の財政悪化懸念や世界的な株高によるで円売りでドルは下げづらい展開となりそうだ

前日は米国とイランの和平に向けた協議の前進が報じられ、原油相場の弱含みを手がかりにドル売り先行。この日発表されたコアPCE価格指数は市場予想と一致し、長期金利の低下もドル売りを支援した。ユーロ・ドルは1.16ドル付近から1.1660ドル台に浮上し、ドル・円は159円50銭付近から159円10銭台に弱含んだ。ただ、本日アジア市場はドルに買戻しが入り、ドル・円は159円台前半で小高く推移。株高を好感した円売りも観測された。

この後の海外市場は米国とイランの和平に向けた動きが焦点。交渉担当者間は60日間の停戦延長などを骨子とする覚書に合意したもようで、米ホワイトハウスとイラン指導部の承認が待たれる。仮に両国上層部が合意内容を受け入れれば原油安を手がかりに、ドル売り優勢となりそうだ。ただ、株価の急伸も予想され、リスク選好の円売りが主要通貨をサポート。逆に承認しない場合には中東紛争の終結が遠のき、ドル急伸の見通し。その際には、日本の為替介入への警戒感から過度なドル高は抑制されよう。

【今日の欧米市場の予定】
・19:30 印・1-3月期国内総生産(前期:前年比+7.8%)
・21:00 南アフリカ・4月貿易収支(予想:+175億ランド)
・21:00 独・5月消費者物価指数(予想:前年比+3.0%)
・21:30 加・1-3月期国内総生産(予想:前期比年率+1.5%)
・22:45 米・5月シカゴPMI(予想:51.2)

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