29日の中国本土市場は反落。主要指標の上海総合指数が前日比30.07ポイント(0.73%)安の4068.57ポイントで引けた。
景況感指数の発表を控えた様子見姿勢や月末の持ち高調整売りが重しとなった。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉進展への期待から朝方は買いが先行し、半導体や人工知能関連には物色が向かった。ただ、その買いは続かず、金融や消費関連には売りが広がった。中国の政策支援への思惑が下値を支えたが、指数は方向感を欠く展開となった。
セクター別では、ハイテクに売りが集中。杭州士蘭微電子(600460/SH)や嘉興斯達半導体(603290/SH)、彩虹顕示器件(600707/SH)がそろってストップ安の10.0%下落、瑞芯微(603893/SH)が9.1%安、三安光電(600703/SH)が7.2%安、薄膜コンデンサー中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が6.2%安で引けた。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は5.0%安と他の主要指数をアンダーパフォームした。
防衛株も安い。航天時代電子(600879/SH)が6.7%安、中国航発航空科技(600391/SH)と中国衛星(600118/SH)がそろって6.1%安、航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)が5.1%安で引けた。
半面、不動産株は逆行高。緑地HD(600606/SH)が5.0%高、新城控股集団(601155/SH)が4.4%高、金地集団(600383/SH)が4.2%高で引けた。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.87ポイント(1.73%)安の275.82ポイント、深センB株指数が1.55ポイント(0.14%)安の1112.23ポイントで終了した。