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巴川コーポレーション—セルロースファイバー高配合樹脂が環境省ETVで有効性実証

巴川コーポレーションは2日、セルロースファイバー高配合樹脂「グリーンチップ (R)CMF(R)」について、環境省が実施する環境技術実証(ETV)事業において、各種物性および資源循環の有効性が実証されたと発表した。

「グリーンチップ(R)CMF(R)」は、ポリプロピレン(PP)樹脂に木材由来のセルロースファイバーを55%高配合した複合樹脂である。石油由来樹脂の使用量削減と資源循環の両立が期待される材料として、環境省ETV事業の資源循環技術領域における実証対象技術に採択され、第三者機関による評価が行われた。

実証では、プラスチック樹脂としての各種物性とマテリアルリサイクル性を検証した。その結果、標準的なPP樹脂と比較して、引張強度や曲げ強度、耐熱性など主要な物性で高い性能を示し、設定された実証基準を満たしたことが確認された。また、粉砕からリペレット化、再成形を繰り返すマテリアルリサイクル工程においても、多くの実証項目で物性値変化率が一定範囲内に収まり、資源循環の観点から有効な材料であることが示された。

同製品は木材由来バイオマスを活用することで石油由来資源の使用量削減に寄与し、自動車部品、家電部品、食器、カトラリー、日用雑貨、家具など幅広い用途を想定している。同社は、今回の実証結果を活用し、「グリーンチップ(R)CMF(R)」の用途展開と資源循環型材料としての活用拡大を進めるとしている。

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