前日2日の米国株式市場は続伸。クリーブランド連銀のハマック総裁が高インフレによる利上げの必要性を指摘したが、JOLT求人件数が予想を上回り労働市場の堅調さを証明したためダウは上昇に転じた。一方、原油高で金利先高観が重しとなりナスダックは軟調に推移したが、人工知能(AI)の強い需要期待に終盤にかけプラス圏を回復し、連日で過去最高値を更新した。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は反発して取引を開始した。前日の米国市場でダウ平均とナスダック指数がそろって上昇した流れを受け、寄り付きから半導体関連株を中心に買いが先行した。為替の円安基調も輸出関連株の支援材料となるなか、前場中盤以降は先物主導の買いも加わり上げ幅を大きく拡大、その後も終日高値圏で推移した。日経平均株価は初の68,700円台に到達、東証株価指数(TOPIX)も最高値を更新した。
大引けの日経平均は前営業日比1,667.89円高の68,402.13円となった。東証プライム市場の売買高は25億4,897万株、売買代金は12兆2,712億円だった。業種別では、非鉄金属、ガラス・土石製品、電気機器などが上昇した一方で、情報・通信業、医薬品、空運業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は65.1%、対して値下がり銘柄は32.7%となっている。
個別では、東エレク、アドバンテ、フジクラ、イビデン、TDK、京セラ、ファナック、キオクシアHD、スクリン、信越化、レーザーテック、住友電、ディスコ、ホンダ、村田製などの銘柄が上昇。
一方、ソフトバンクG、ファーストリテ、大塚HD、中外薬、コナミG、第一三共、ソニーG、バンナムHD、アステラス薬、野村総合研究所、メルカリ、味の素、武田、富士通、ベイカレントなどの銘柄が下落。