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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、160円上抜け後は介入に緊張感も

3日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米国とイランの停戦協議を巡る先行き不透明感を背景にドル買い継続の見通し。ただ、160円を上抜ければ日本の為替介入への警戒感が強まり、上昇余地は限られそうだ。

米国とイランの停戦協議の行方を見守る展開に変わりはなく、前日は不透明感から原油相場の持ち直しを背景にドル買い先行。インフレ圧力も意識され、米金利高がドル買いを後押しした。ユーロ・ドルは1.1650ドル台から1.1610ドル台に軟化し、ドル・円は159円70銭台から160円付近に強含んだ。本日アジア市場で原油高・米金利高を背景としたドル買いは継続したが、日本の為替介入への警戒感からドル・円は160円手前で失速した。

この後の海外市場は引き続き米国とイランの交渉が注視される。原油相場が高止まりならインフレ圧力が意識され、ドル買い継続。両国が最終合意に達した場合には短期的に買い優勢が見込まれるものの、今晩発表の米経済指標は前回を上回る見通しで、ドル買い材料になりやすい。ただ、週末の雇用統計を見極めようと、買い一巡後は様子見ムードが予想される。また、「防衛ライン」の160円突破すれば為替介入の緊張感が高まり、一段のドル買い・円売りは縮小しそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・17:30 植田日本銀行総裁が共同通信社きさらぎ会で講演
・17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI確報値(5月) 前回46.4
・17:00 欧・ユーロ圏総合PMI確報値(5月) 前回47.5
・18:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(4月) 前回2.1%
・21:15 米・ADP全米雇用報告(5月) 予想12.0万人 前回10.9万人
・22:45 米・サービス業PMI確報値(5月) 前回50.9
・22:45 米・総合PMI確報値(5月) 前回51.7
・23:00 米・ISM非製造業景況指数(5月) 予想53.6 前回53.6
・23:00 米・製造業受注(4月) 予想4.3% 前回1.5%
・23:00 米・耐久財受注(4月) 前回7.9%

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