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利食い優勢も半導体やAI関連株の押し目狙い

 4日の日本株市場は、売り先行で始まった後は半導体やAI関連株の底堅さを見極めながらの押し目狙いの相場展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが620ドル安、ナスダックは239ポイント安だった。米中央軍はホルムズ海峡近くの島にあるイラン軍施設を攻撃したと公表。イランは米軍基地に弾道ミサイルを発射したほか、ドローンでクウェートの空港を攻撃したと報じられるなか、原油先物価格の上昇が重荷になった。また、トランプ政権が計60に及ぶ貿易相手国・地域からの輸入品に少なくとも10%の関税を課す案を発表したことも懸念された。シカゴ日経225先物は大阪比320円安の68240円。円相場は1ドル=160円00銭台で推移している。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売りが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで68750円まで買われた後は軟化し、一時67980円まで売られる場面もみられた。ただ、その後は68000円処での底堅さがみられており、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。日経225先物はボリンジャーバンドの+2σ(68630円)に沿ったトレンドを形成しており、過熱感が警戒されやすいものの先高観は強そうだ。

 米国ではイラン情勢を巡る不透明感から売りが出た。ただ、ナスダック指数は10日ぶりに反落となった一方で、SOX指数は連日で最高値を更新している。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株は利食いが先行する形になりそうだが、足もとで急ピッチの上昇を続けていることもあり、押し目では買い遅れているファンドなどによる資金流入が意識されやすいと考えられる。

 物色としてはAI関連を中心とした流れは継続。量子コンピュータなど次世代に関連するテーマへの関心は根強い。また、米スペースXは3日、公開価格を1株当たり135ドル(21600円)に設定したと公表。日本でも楽天証券やPayPay証券が取り扱う予定と発表しているため、宇宙ビジネスに関連する銘柄にも関心が集まりやすい。また、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株に利食いが出るなかで、内需系へのリバランスも意識されそうだが、大きな変化は期待しにくいだろう。

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