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コレックHD Research Memo(2):「Web×リアル」戦略の下、M&Aにより事業の多角化を進める

■会社概要

1. 会社概要
コレックホールディングスは、太陽光関連商材の販売・施工、ゲームアプリ攻略サイト「アルテマ」などのメディアプラットフォームの運営、電気・ガス、ウォーターサーバーなどのライフライン関連商材を中心とする営業アウトソーシングサービスなどを手掛けている。創業当初はNHKの契約・収納代行業務を主軸としていたが、2023年9月に終了し、現在はBtoC領域の対面営業ノウハウとメディア運営の知見を融合した独自の「Web×リアル」のハイブリッド戦略を推進している。さらにM&Aも活用し、既存事業の枠にとらわれない柔軟な事業構成の再構築を進めている。

社名である「コレック」は、正しさや正確さを意味する「Correctness」を由来とし、冒頭の「C」を、温度を表す「℃」に変え、正しさ・正確さの中に温もりを大切にする企業を目指す意味を込めている。情報コミュニケーション分野で人々をつなげる役割を果たし、社会的な価値の創出を目指している。

2. 沿革
同社は、2010年3月に代表取締役社長の栗林憲介(くりばやしけんすけ)氏が双子の弟である栗林圭介(くりばやしけいすけ)副社長(当時)とともに設立した。設立当初はNHKの受信契約・収納代行業務を主軸とし、訪問営業に関する独自のノウハウを蓄積した。2012年2月の「塾・予備校ナビ」リリースによるメディア事業への参入を皮切りに、2014年には不動産領域でオンラインとオフラインを融合させた「イエプラ」や実店舗の展開に着手し、2015年にはゲームアプリ攻略サイト「アルテマ」の運営を開始するなど、事業領域を順次拡大してきた。

2018年4月に東京証券取引所JASDAQスタンダード市場へ上場した。当時は売上高の80%以上をNHK関連業務が占めていたが、2022年1月のNHKによる訪問契約業務の委託全廃方針の発表を受け、主力であった当該事業は2023年9月をもって終了した。この大きな方針転換に伴い、同社は事業ポートフォリオの再編に着手し、現在も収益源の多様化を推進している。具体的には、既存メディア運営を中心とした戦略を本格化させる一方、訪問営業の知見を生かした新規商材の取り扱いや取引先の拡大に注力している。2024年5月には太陽光発電事業を手掛けるAoieを子会社化し、既存子会社の(株)C-clampとの連携によりエネルギー関連事業の強化を図っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林 拓馬)

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