ホリイフードサービス
■ホリイフードサービス 高鍬様
まず達成時期の目途につきましては、「2028年」を一つの目安(ターゲット)として設定しております。
目標に対する自信度についてですが、これもあくまで経営トップとしての個人的な見解という前提でお話しいたしますと、確固たる自信を持っております。そもそも、ある程度の高い蓋然性(実現可能性)がなければ、ステークホルダーの皆様に向けてこうした具体的な数値を公表することはいたしません。正直なところ、決して過度な背伸びをした数字であるとは捉えておりません。
もちろん、目標達成までのロードマップにおいては、様々な課題や局面(ハードシングス)に直面することもあると考えております。しかしながら、現在、目標を達成できる明確な根拠が着実に積み上がってきています。
具体的には、これまでお話ししてきた以下の施策を愚直に遂行していくことです。
既存店におけるAI・DX施策およびロス対策の徹底により、ベースの利益率を向上させる
的確な業態変更により赤字店舗を解消し、収益性の低い店舗の業績を底上げすることで、全体の売上と利益率をさらに押し上げる
インバウンド業態において、需要と供給のバランスが合致する最適な立地へ戦略的に店舗を展開し、高単価・高利益率の恩恵を最大化させる
現在の外食業界を取り巻く環境と、当社の成長ポテンシャル、そして市場からのPER評価の推移を冷徹に見極めたとき、この目標株価の水準に到達することは決して不可能な領域ではないと考えております。
繰り返すようですが、荒唐無稽な高すぎる目標を掲げたわけではなく、戦略を正しく実行していけば十分に射程圏内であるという認識のもと、今回の数値を提示させていただいております。
●DAIBOUCHOU
なるほど。2028年という設定は、期間としては2年後ですから、かなり短期間での達成を目指す計画ですね。 収益性の向上は御社の努力次第ですが、PER(株価収益率)の評価に関しては投資家側(市場)が決める領域でもあるため、コントロールの難しさもあるかと思います。ただ、現在の外食業界でも、高成長を維持している企業であればPER20〜30倍で評価されているケースは多々ありますので、その水準を目指すということですね。 ちなみに、現在の株価水準から見ると、目標株価は(現在の)およそ3倍から3.5倍程度を目指すという規模感になりますでしょうか。
■ホリイフードサービス 高鍬様
現在の株価水準から換算いたしますと、おっしゃる通り、現在の約3倍以上の規模(株価水準)を目指していくというイメージになります。
●DAIBOUCHOU
2年で株価3倍となると相当なハイペースの上昇となりますが、それだけのポテンシャルがあるという期待を込めての目標設定ですね。 よく分かりました。確かにこれが達成されれば素晴らしい成果ですし、現在のところ御社は外食セクターの中で、本格的な注目を集めるのはまだこれからというフェーズにあるかと存じます。今後、継続的な成長を実現できる飲食店として市場で正当に評価(注目)され始めれば、十分に現実味を帯びてくる目標ですね。
次の質問に移ります。御社は昨年11月4日に株主優待制度を新設され、さらに今年2月13日にはその優待内容を拡充されました。保有株数によっては最大で10%程度という非常に高い優待利回りとなり、投資家にとって大変魅力的な制度だと感じております。 この株主優待を今後も維持・拡充していく方針についてのお考えや、配当を含めた「株主還元策および資本政策」における位置づけについて教えていただけますでしょうか。
■ホリイフードサービス 高鍬様
ご質問ありがとうございます。 株主優待を新設・拡充いたしました最大の狙いは、株主の皆様に中長期にわたって当社の事業や取り組みを応援していただきたいという点にございます。経営陣一同、株主還元の強化は最重要課題の一つであると考えております。
当然のことながら、今後の業績や財務状況とのバランスを見極めながらの運用にはなりますが、方向性としては「株主還元を継続的に強化していく」という方針にブレはございません。この点は経営トップとして、今後も重視して取り組んでいくことを力強くお約束いたします。
また、配当に関しましても、優待と並んで極めて重要な株主還元策であると認識しております。インカムゲインとしての優待と配当、この両者のバランスをどのように最適化していくかについては、現在も取締役会で真摯に議論を重ね、試行錯誤しているところでございます。
当社の資本政策における基本方針(一丁目一番地)は、「事業で生み出した利益を、株主の皆様へしっかりと還元していくこと」です。市場や投資家の皆様から「還元の負担が重すぎて持続性に欠ける(出しすぎである)」と懸念されないよう、財務の健全性とのバランスには細心の注意を払いつつも、この基本方針に則って、皆様に魅力的な還元を継続していきたいと考えております。
●DAIBOUCHOU
御社の食事優待券があれば、例えば「エンペラーステーキ」のような高単価で普段は少し行きづらい店舗であっても、非常に足を運びやすくなりますね。ちょうどお二人で利用される際などに、上限額まで有効に活用できそうです。 よく分かりました。本日は貴重なお話をありがとうございました。今後の御社のさらなる成長に、ぜひ注目させていただきます。
■ホリイフードサービス 高鍬様
とんでもございません。こちらこそ、本日はお時間をいただき誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)に続く