横浜冷凍は4日、愛知県あま市に「あま物流センター(仮称)」を新設することを発表し、現地にて起工式を執り行った。同社役職員および施工関係者が出席した。
建設予定地は名古屋第二環状自動車道「清州西IC」から約0.6kmに位置し、東名阪自動車道や伊勢湾岸道路など複数の高速道路・主要幹線道路へのアクセスに優れた立地となっている。同社は既に中京地区に4拠点を展開しており、新センターは小牧物流センターと名古屋地区の3つの物流センターの中間地点に位置する。これにより、中京地区ネットワークの強化および関東圏・関西圏へのアクセス性向上と広域物流のさらなる効率化を実現するとしている。また、「物流24年問題」に対応したトラックスイッチ対象路線としても有望なエリアと位置づけている。
施設概要は鉄筋コンクリート造4階建て一部鉄骨造(地上4階)で、敷地面積17,152平方メートル(5,188坪)、延床面積23,942平方メートル(7,242坪)、収容能力は26,336tとなる。工期は2026年7月から2028年春を予定している。
省エネ化の取り組みとして、高天井人感センサー照明を設置し、必要なタイミング・エリアのみ点灯させることで電力削減を図る。また、屋上に474kWの太陽光発電システムと106kWhの大容量リチウムイオン蓄電池を導入し、平常時のみならず災害時にも倉庫内冷却への活用を可能とする。さらに、V2X(Vehicle-to-Everything)を採用し、電気自動車に蓄えた電力を建物へ供給する仕組みを設けるなど、BCP対策にも対応している。
起工式における施主挨拶で代表取締役社長の古瀬健児氏は、「将来、中京地区コールドチェーンの屋台骨を背負うセンターの一つになる」と述べた。