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岡田知裕氏:ユニバーサルエンターテインメント代表取締役社長の岡田です。本日は、2026年12月期第1四半期の決算概況、第1四半期の遊技機事業・統合型リゾート(IR)事業の業績について、順にご説明します。
連結損益計算書(要約)
まず、連結損益計算書についてご説明します。
2026年12月期第1四半期の売上高は、前年同期比11億5,300万円増の284億3,400万円となりました。
営業利益は前年同期比60億1,000万円増の34億9,700万円、経常利益は前年同期比121億5,900万円増のマイナス1億6,000万円、当期純利益は前年同期比61億3,100万円増のマイナス14億2,500万円となりました。調整後EBITDAは前年同期比32億4,000万円増の69億7,500万円です。
2026年12月期の通期業績予想は、売上高が1,400億円、営業利益が160億円、経常利益が22億円、当期純利益が20億円、調整後EBITDAが290億円となっています。
当期の振り返りです。遊技機事業では、スマートパチスロの普及を背景に、当社の主力であるパチスロの市場環境は堅調に推移しました。型式試験は計画どおりに適合が進み、販売台数は前年同期を上回り、想定どおりの売上高と営業利益を確保しています。
統合型リゾート(IR)事業では、フィリピンのゲーミング市場は依然として構造的な逆風下にあると認識しており、同業他社とのVIPおよびマスマーケットでの顧客獲得競争が激化しています。当期はロイヤルティプログラムの刷新等の施策を進めたことにより、前年同期の実績は下回ったものの、前四半期を上回る結果となりました。
今後の見通しです。遊技機事業では、スマートパチスロの堅調な稼働を背景に設置シェアが拡大しています。パチンコ機の稼働は全体的にやや低調ながら、メーカー各社によるラッキートリガー(LT)搭載のスマートパチンコの市場投入が本格化しています。LTを活かしたゲーム性の拡充により、スマートパチンコへの移行を軸とした市場の活性化に期待しています。
統合型リゾート(IR)事業では、フィリピンのゲーミング市場は今後も競争が激化し、中東情勢の影響は第2四半期以降も継続すると予想しています。燃料費高騰等の影響で直接「オカダ・マニラ」まで訪れることが難しいゲストのために、「OKADA PLAY」を含めたフィリピン国内向けのオンラインゲーミングに注力します。
連結損益の推移
過去5年間の連結損益の推移です。
当第1四半期の売上高は284億3,400万円となり、前年同期比で増加しました。営業利益は34億9,700万円と、前年同期のマイナス25億1,200万円から黒字に転換しています。
当期純利益はマイナス14億2,500万円と、前年同期のマイナス75億5,600万円から損失が縮小しています。
調整後EBITDAは69億7,500万円となり、前年同期比で増加しました。
調整後EBITDAの増減要因
調整後EBITDAの増減要因についてです。
当期の調整後EBITDAは69億7,500万円となり、前年同期の37億3,500万円から、32億4,000万円増加しました。
増加要因は、遊技機事業の売上高増で40億9,100万円、遊技機事業の売上原価減で17億2,800万円、統合型リゾート(IR)事業の売上原価減で5億700万円、統合型リゾート(IR)事業の減価償却費を除く販管費減で1億1,900万円です。
減少要因は、遊技機事業の減価償却費を除く販管費増で2,100万円、統合型リゾート(IR)事業の売上高減で29億3,800万円、その他で2億4,600万円です。
連結貸借対照表(要約)
連結貸借対照表です。
当期の資産合計は、前期比34億600万円減少の3,702億2,700万円となりました。流動資産は、前期比で9億6,300万円減少しています。主な要因として、遊技機の在庫の増加2万890台に加え、TRLEI社の営業費用や社債利息の支払いによる減少が挙げられます。
固定資産は、前期比で23億9,600万円減少しました。このうち有形固定資産が前期比で23億7,900万円減少しています。主な要因は、為替および減価償却費による減少です。繰延資産は6億2,300万円となりました。
負債合計は前期比5億5,900万円減少の2,433億8,700万円となりました。流動負債が前期比で2億5,900万円、固定負債が前期比で3億円減少しています。
純資産合計は前期比28億4,700万円減少の1,268億4,000万円となりました。株主資本は当期純損失により前期比で14億2,500万円減少しています。その他の包括利益累計額は前期比で14億2,100万円減少しています。主な要因は、為替換算調整のマイナス13億5,800万円です。
遊技機事業 2026年12月期第1四半期 業績
遊技機事業の2026年12月期第1四半期業績についてご説明します。スライドは、過去5年の推移を示しています。
当第1四半期の売上高は128億4,100万円となり、前年同期比で増加しました。通期は690億円を予想しています。
営業利益は前年同期のマイナス11億9,900万円から44億8,300万円と黒字転換しました。通期は135億円を予想しています。
調整後EBITDAは前年同期のマイナス8億4,000万円から49億5,200万円と黒字で着地しました。通期は157億円を予想しています。
当期の振り返りです。パチスロ市場は、スマートパチスロが新台販売の大部分を占めるまでに普及し、パチスロの市場環境は良好に推移しました。
パチンコ市場は、全体稼働は依然として低調に推移しました。総販売台数は減少傾向にあるものの、ラッキートリガー(LT)3.0プラスを搭載したスマートパチンコのリリースが主流になったため、スマートパチンコの設置シェアが伸長しました。
なお、当期は「スマスロ ハナビ」「スマスロ サンダーV」「Pえとたま2 神祭 干支甘」を投入しています。
遊技機事業 販売台数
遊技機事業の販売台数についてです。
当第1四半期のパチスロの販売台数は2万3,274台となりました。通期では10万8,000台を計画しています。新規タイトルは、「スマスロ ハナビ」「スマスロ サンダーV」の2タイトルをリリースしています。
パチンコの販売台数は、3,104台となりました。通期では2万8,000台を計画しています。新規タイトルは、「Pえとたま2 神祭 干支甘」をリリースしています。
総販売台数は、2万6,378台となりました。通期では13万6,000台を計画しています。
なお、スライド右下に掲載のとおり、第2四半期にリリース予定の主な機種は、パチスロでは「スマスロ ミリオンゴッド-神々の軌跡-」「スマスロ BIRDIE WING -Golf Girls’ Story-」、パチンコでは「e冥妃転生」となっています。
統合型リゾート(IR)事業 2026年12月期第1四半期 業績
統合型リゾート(IR)事業の2026年12月期第1四半期業績についてご説明します。スライドは、過去5年の推移を示しています。
当第1四半期の売上高は154億4,000万円となり、前年同期比で減少しました。通期は700億円を予想しています。
営業利益は2,300万円と前年同期比で減少していますが、黒字を維持しています。通期は89億円を予想しています。
調整後EBITDAは20億4,000万円となり、前年同期比で減少しています。通期は180億円を予想しています。
当期の振り返りです。市場環境については、フィリピン・マニラのエンターテインメントシティにおけるゲーミング市場は、依然として調整局面にあると認識しています。中東情勢の影響もあり、市場全体として縮小傾向が続いています。VIP市場の構造変化を背景に、競合各社とのマスマーケット顧客の激しい獲得競争が継続し、顧客獲得コストが上昇しています。
業績については、VIP取扱高は前年同期を上回ったものの、勝率低下によりVIP売上高が前年同期を下回りました。マステーブルおよびゲーミングマシンは、取扱高と売上高が共に前年同期を下回りました。
ただし、コスト構造見直しによる固定費の最適化に加え、前期の資産評価見直しに伴う減価償却費の減少等により販売費および一般管理費を低減し、営業利益は黒字を維持しました。
引き続き不要な支出の抑制、サービスの再構築を進め、収益力向上を図ります。
統合型リゾート(IR)事業 (参考)TRLEIの収益
参考までに、統合型リゾート(IR)事業におけるTRLEI社の収益についてです。
当第1四半期の収益合計は、前年同期比15.3パーセント減の74億800万ペソとなりました。一方、来場者数は前年同期比0.6パーセント増の140万6,076人となりました。
内訳です。VIPでは、ローリングチップ取扱高が前年同期比8.6パーセント増、ローリングチップ売上高が前年同期比19.0パーセント減となりました。ローリングチップの勝率は前年同期比0.8ポイント低下の2.5パーセントです。
マステーブルでは、ライブの取扱高が前年同期比29.3パーセント減、ライブの売上高が前年同期比24.1パーセント減、ライブの勝率が前年同期比1.6ポイント上昇の30.1パーセントとなりました。オンラインの取扱高は前年同期比1.1パーセント減、オンラインの売上高は、前年同期比26.4パーセント減、オンラインの勝率は前年同期比1.0ポイント上昇の2.7パーセントです。
ゲーミングマシンでは、取扱高が前年同期比4.1パーセント減、売上高が前年同期比8.9パーセント減、ゲームマシンの勝率は前年同期比0.4ポイント低下の5.8パーセントです。
なお、スライド右側に記載のとおり、収益の内訳は、VIPが14億3,600万ペソ、マステーブルが23億400万ペソ、ゲーミングマシンが27億2,500万ペソ、非ゲーミング収益が9億4,400万ペソです。
収益の比率は、VIPが19.4パーセント、マステーブルが31.1パーセント、ゲーミングマシンが36.8パーセント、非ゲーミング収益が12.7パーセントとなりました。
連結損益計算書
最後にAppendixとして、連結損益計算書について詳細の数字を記載しています。
当第1四半期の売上高は、前年同期比11億5,300万円増の284億3,400万円となりました。売上原価は前年同期比21億7,000万円減の98億6,900万円です。
売上総利益は前年同期比33億2,300万円増の185億6,400万円、売上総利益率は65パーセントとなりました。
営業利益は前年同期比60億1,000万円増の34億9,700万円、経常利益は前年同期比121億5,900万円増のマイナス1億6,000万円です。
税金等調整前四半期純利益は前年同期比86億2,600万円増のマイナス1億5,500万円、当期純利益は前年同期比61億3,100万円増のマイナス14億2,500万円となりました。
連結貸借対照表
連結貸借対照表の詳細です。
資産合計は、前期末比34億600万円減の3,702億2,700万円となりました。流動資産は前期末比9億6,300万円減の924億5,200万円、固定資産・投資は前期末比23億9,600万円減の2,771億5,200万円となりました。繰延資産は前期末比4,600万円減の6億2,300万円です。
負債合計は、前期末比5億5,900万円減の2,433億8,700万円となりました。流動負債は前期末比2億5,900万円減の413億8,000万円、固定負債は前期末比3億円減の2,020億700万円です。
純資産は前期末比28億4,700万円減の1,268億4,000万円となりました。利益剰余金は前期末比14億2,500万円減の1,097億6,300万円、為替換算調整勘定は前期末比13億5,800万円減の55億3,500万円です。
セグメント別実績
セグメント別実績についてご説明します。
売上高は、遊技機事業が前年同期比40億9,000万円増の128億4,100万円、統合型リゾート(IR)事業が前年同期比29億3,800万円減の154億4,000万円、その他が前年同期比1,700万円減の1億5,100万円となりました。
営業利益は、遊技機事業が前年同期比57億8,400万円増の45億8,500万円、統合型リゾート(IR)事業が前年同期比3億800万円減の2,300万円、その他が前年同期比1億3,900万円減のマイナス1,800万円です。
減価償却費は、遊技機事業が前年同期比800万円増の3億6,700万円、統合型リゾート(IR)事業が前年同期比22億3,500万円減の20億1,700万円、その他が前年同期比5,200万円減となりました。
調整後EBITDAは、遊技機事業は前年同期比57億9,300万円増の49億5,200万円となりました。一方、統合型リゾート(IR)事業は前年同期比25億6,400万円減の20億4,000万円となり、このうちTRLEI社が21億3,500万円です。その他はマイナス1,800万円となっています。
なお、調整後EBITDAは、営業損益に減価償却費とその他調整項目を加えたものです。また、文化事業については、当第1四半期連結累計期間より収益の計上区分を「全社収益」から「その他」へ変更しており、表の数値も変更後の区分に組み替えて表示しています。
遊技機事業の実績
遊技機事業の実績についてご説明します。
2026年12月期第1四半期のパチスロ販売台数は2万3,274台で、前年同期から1万3,052台増加しました。新規タイトル数は2タイトルです。
パチンコ販売台数は3,104台で、前年同期から5,297台減少しました。新規タイトル数は1タイトルです。
パチンコ・パチスロ総販売台数は2万6,378台で、前年同期から7,755台増加しました。
売上高は、前年同期比40億9,000万円増の128億4,100万円となりました。売上総利益は前年同期比58億2,100万円増の74億7,700万円、売上総利益率は58.2パーセントとなっています。
販売費・一般管理費は28億9,100万円となり、この結果、営業利益は前年同期比57億8,400万円増の45億8,500万円となりました。調整後EBITDAは、前年同期比57億9,300万円増の49億5,200万円です。
私からのご説明は以上です。ご清聴いただきありがとうございました。