9日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり126銘柄、値下がり98銘柄、変わらず1銘柄となった。
前日8日の米国株式市場はまちまち。トランプ大統領がイスラエルとイラン両国に対し攻撃を停止するよう要請したため、和平合意期待が広がった。しかし、中東を巡る懸念は完全に払しょくせず、原油価格が下げ止まると相場は失速。年内の利上げ観測を警戒し、ダウは下落に転じた。ナスダックは半導体インテルなどがけん引し、終日堅調に推移した。米株式市場の動向を横目に、9日の日経平均は4日ぶり反発して取引を開始した。前日の米市場でナスダックが上昇した流れを受け、東京市場でも半導体関連株を中心に買いが先行した。昨日の海外市場で原油先物価格が落ち着いた動きだったことが安心感となったほか、日経平均が昨日までの3日続落で4300円下落したことから押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすい状況となった。加えて、日経平均は昨日段階で63500円台に位置する25日線が下値支持線として意識され、ここからの下値余地は大きくないとの見方もあったか。
大引けの日経平均は前営業日比1392.03円高の65416.63円となった。東証プライム市場の売買高は25億227万株、売買代金は10兆9342億円だった。業種別では、電気機器、保険業、証券・商品先物取引業などが上昇した一方で、石油・石炭製品、鉱業、倉庫・運輸関連業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は53%、対して値下がり銘柄は42%となっている。
値上がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約492円押し上げた。同2位はアドバンテストとなり、キオクシアHD、イビデン、太陽誘電、村田製、TDKなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約61円押し下げた。同2位は日東電となり、ソニーG、大塚HD、中外薬、塩野義薬、三井金属などがつづいた。
*15:30現在
日経平均株価 65416.63(+1392.03)
値上がり銘柄数 126(寄与度+1628.07)
値下がり銘柄数 98(寄与度-236.04)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 59920 4900 492.77
アドバンテ 26330 1095 264.29
キオクシアHD 76450 4570 107.24
イビデン 18595 1535 102.91
太陽誘電 17975 3000 100.57
村田製作所 9692 981 78.92
TDK 3835 120 60.34
ソフトバンクG 7048 72 57.93
リクルートHD 11185 430 43.24
ディスコ 71520 4040 27.09
フジクラ 4499 98 19.71
SCREEN 12455 695 18.64
レーザーテック 40480 1380 18.50
京セラ 3627 56 15.02
キッコーマン 1552.5 88.5 14.83
ローム 5242 427 14.31
パナHD 3924 350 11.73
荏原製作所 5300 270 9.05
東京海上HD 7410 178 8.95
ルネサスエレクトロニ 4395 256 8.58
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 78060 -760 -61.14
日東電工 2918 -90 -15.08
ソニーG 3443 -65 -10.89
大塚HD 10275 -275 -9.22
中外製薬 7376 -89 -8.95
塩野義製薬 2768 -76.5 -7.69
三井金属鉱業 39460 -1890 -6.34
豊田通商 6105 -60 -6.03
ダイキン工業 23265 -175 -5.87
日立製作所 4882 -149 -4.99
住友金属鉱山 7718 -278 -4.66
信越化 6836 -27 -4.53
バンナムHD 3674 -45 -4.53
メルカリ 3678 -118 -3.96
オムロン 5746 -116 -3.89
住友電気工業 12040 -100 -3.35
味の素 4757 -49 -3.29
トレンドマイクロ 6231 -97 -3.25
オリンパス 1786 -23.5 -3.15
三菱商事 4805 -28 -2.82