11日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり81銘柄、値下がり142銘柄、変わらず2銘柄となった。
前日10日の米国株式市場は下落した。国内の消費者物価指数(CPI)が加速し、インフレ高止まりを警戒した売りが優勢。日中、トランプ大統領がイラン再攻撃を警告したため戦争激化を警戒し、相場は大幅下落となった。原油価格や金利の上昇も嫌気され、終日軟調推移し、終盤にかけて下げ幅を拡大した。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は続落して取引を開始した。米CPI加速を受けたインフレ警戒や米長期金利上昇、イラン情勢の緊迫化を嫌気し、東京市場でも売りが先行した。寄り付き後は主力株を中心に下げ幅を広げたが、半導体関連の一角や食品株には買いも入り、指数も下げ幅を縮小してプラス圏まで浮上した。その後積極的に買い進む動きは限定的で、小幅高で取引を終了した。昨日の日経平均が1200円を超す下げとなったことから押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。ただ、米インフレ高止まりや中東情勢への警戒のほか、明日12日に米スペースXのナスダック上場を控え、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。
大引けの日経平均は前営業日比38.00円高の64217.27円となった。東証プライム市場の売買高は24億1485万株、売買代金は11兆2563億円だった。業種別では、鉱業、食料品、海運業などが上昇した一方で、輸送用機器、証券・商品先物取引業、非鉄金属などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は34%、対して値下がり銘柄は63%となっている。
値上がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約157円押し上げた。同2位はキオクシアHDとなり、イビデン、太陽誘電、信越化、村田製、味の素などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約69円押し下げた。同2位はファーストリテとなり、TDK、リクルートHD、アドバンテスト、中外薬、住友電工などがつづいた。
*15:30現在
日経平均株価 64217.27(+38.00)
値上がり銘柄数 81(寄与度+525.02)
値下がり銘柄数 142(寄与度-487.02)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 63400 1570 157.89
キオクシアHD 75440 4940 115.92
イビデン 18210 810 54.31
太陽誘電 16630 975 32.68
信越化 6858 163 27.32
村田製作所 8967 317 25.50
味の素 5084 355 23.80
京セラ 3596 39 10.46
TOPPAN 4588 621 10.41
良品計画 3720 73 4.89
JT 6305 141 4.73
日産化学 7228 131 4.39
ニコン 1939 114 3.82
セコム 6604 57 3.82
レゾナックHD 16375 1040 3.49
オムロン 5578 91 3.05
ファナック 6778 15 2.51
川崎汽船 2675 79 2.38
KDDI 2757.5 5.5 2.21
電通グループ 3173 50 1.68
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 6374 -87 -69.99
ファーストリテ 78480 -650 -52.29
TDK 3561 -79 -39.72
リクルートHD 11155 -225 -22.63
アドバンテ 25175 -60 -14.48
中外製薬 7428 -132 -13.27
住友電気工業 10250 -380 -12.74
豊田通商 5969 -123 -12.37
テルモ 2264 -44.5 -11.93
トヨタ自動車 2747.5 -66.5 -11.15
フジクラ 4142 -52 -10.46
オリンパス 1740.5 -62.5 -8.38
ダイキン工業 23070 -230 -7.71
スズキ 1786.5 -57.5 -7.71
デンソー 1834.5 -48 -6.44
コナミG 19235 -190 -6.37
レーザーテック 40200 -450 -6.03
アステラス製薬 2107 -33.5 -5.61
小松製作所 6405 -163 -5.46
キーエンス 71270 -1620 -5.43