6月12日のニューヨーク外為市場でドル・円は160円33銭へ上昇後、160円16銭まで反落し、160円23銭で引けた。米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を上回ったほか、イラン側の発言「戦闘終結に向けた覚書に核問題に関する合意含まれない」との報道に対し、トランプ大統領が「交渉相手として極めて不誠実」とイランを批判したため合意への期待後退で、原油価格の上昇に連れドル売りが後退。その後、イラン外相の投稿「米との覚書を巡る合意にこれまでになく近づいている」で合意期待が再燃し原油価格が下落に転じ、ドル売りが再開した。
本日6月15日の米ドル・円は方向感を欠く展開か。16日の日銀金融政策決定会合と17日のFOMCという重要イベントを前に様子見姿勢が強まりやすい。日銀の追加利上げが決定されれば円買いが加速する可能性がある一方、ウォーシュ新FRB議長就任後初の記者会見でタカ派的な発言があればドル買いが強まる可能性もあり、日米双方の政策判断次第で相場が大きく動く局面を迎えている。160円台では為替介入への警戒感が根強く、上値は引き続き限定的となりそうだ。