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半導体やAI関連株にらみの相場展開が継続

 16日の日本株市場は、買い先行で始まり、半導体やAI関連株にらみの相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが468ドル高、ナスダックは795ポイント高だった。米国とイランが戦闘終結に向けた覚書に署名したことが明らかになった。19日にスイスで調印式が開かれるが、トランプ米大統領は、ホルムズ海峡はすでに部分的に開放されていると述べ、原油価格が下落しインフレ懸念も後退するなかで買いが広がった。シカゴ日経225先物(9月限)は大阪比390円高の69790円。円相場は1ドル=160円30銭台で推移している。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まることになりそうだ。日経225先物(9月限)はナイトセッションで69160円まで売られる場面もみられたが、終盤にかけて買い優勢の流れとなり、一時69910円まで上げ幅を広げている。ぞの後は前日の高値水準でのこう着となったが、5%近く急伸した反動としては、先高観の強い状況であろう。

 日経225先物はボリンジャーバンドの+2σ(70190円)に沿ったトレンドを形成しており、7万円乗せが射程に入る。日経平均株価は前日の大幅な上昇で+2σ(69343円)を捉えてきた。同バンド突破から上へのバイアスが強まるというよりは利益確定の動きも入りやすく、強弱感が対立する可能性はあるだろう。ただ、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の上昇が目立つなかで、キオクシアHDが時価総額トップで推移する局面においては、先物主導で上へのバイアスが強まりやすいとみられる。

 全面高とはならず、相対的に日経平均型優位の需給状況が継続。騰落レシオにおいてもボトム圏での推移であり、過熱感は警戒されにくい。半導体やAI関連株から物色の広がりは期待しにくいものの、日経平均株価の位置だけでピーク感は計りづらい。また、日銀の金融政策決定会合では政策金利を0.75%から1.0%へ引き上げる見通しであるが、市場は既に織り込み済みであるため、金融イベント通過後のアク抜けが意識されてくる可能性はありそうだ。

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