16日の中国本土市場は3日ぶりに小反落。主要指標の上海総合指数が前日比4.58ポイント(0.11%)安の4091.89ポイントで引けた。
中国景気の先行き不透明感が重しとなる中で軟調な値動きとなった。5月の小売売上高が前年同月比0.6%減とマイナス成長に転じたほか、1-5月の不動産開発投資も16.2%減と予想以上に縮小し、内需の弱さが意識された。一方で、中東情勢を巡る不安後退が支援材料となり、相場がプラス圏に浮上する場面もみられたが買いは続かなかった。景気減速懸念と外部環境の改善要因が交錯し、終日方向感に欠ける展開となった。
業種別では、不動産セクターに売りが広がった。京能置業(600791/SH)がストップ安の10.0%下落、新城控股集団(601155/SH)が4.1%安、華遠地産(600743/SH)が2.8%安で取引を終えた。
また、食品や酒造など消費関連も売られた。今世縁酒業(603369/SH)が3.7%安、安井食品集団(603345/SH)が2.8%安、東鵬飲料(605499/SH)が2.7%安、光明乳業 (600597/SH)が2.1%安となった。
半面、ハイテクセクターが急伸。浙江華正新材料(603186/SH)や三安光電(600703/SH)、有研新材(600206/SH)、江蘇永鼎(600105/SH)、江西沃格光電(WGテック:603773/SH)がそろってストップ高の10.0%上昇、彩虹顕示器件(600707/SH)が9.9%高、杭州士蘭微電子(600460/SH)が8.2%高とそろって大幅高で取引を終了した。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.17ポイント(0.06%)安の271.00ポイント、深センB株指数が0.65ポイント(0.06%)高の1146.91ポイントで終了した。