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押し目待ち狙いの買い意欲は強い

 17日の日本株市場は、売り先行で始まるものの、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。16日の米国市場はNYダウが328ドル高、ナスダックは307ポイント安だった。米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて原油価格が下落したことが好感され、景気敏感株などを中心に買われた。一方で、ハイテク株の一角は利益確定の売りが出ていた。シカゴ日経225先物(9月限)は大阪比185円安の69185円。円相場は1ドル=160円40銭台で推移している。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売りが先行して始まることになりそうだ。日経225先物(9月限)はナイトセッションで70100円まで買われる場面もみられたが、終盤にかけて利益確定の売りが優勢となり、69110円とナイトセッションの安値で終えていた。7万円乗せで目先的な達成感が意識されるほか、米国でハイテク株の弱い値動きが目立つなか、先物主導で売り仕掛け的な動きも入りやすいだろう。

 ただ、日経平均株価は前日に70020円まで上昇し、ボリンジャーバンドの+2σ(69920円)を上回ってきたことで、利食いは入りやすい水準である。ただ、ピーク感は出ていないと考えられ、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。米国市場の流れから半導体やAI関連株の一角には利食いが入るものの、景気敏感株などへの資金流入が意識される。

 また、昨日はアドバンテストやキオクシアHDが堅調だった一方で、東エレクは利食いに押されていた。セクター内でのリバランスも出てきていることで、出遅れ感のある半導体やAI関連株などに向かわせよう。売り一巡後は今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのなかでこう着感が強まりそうだが、金融イベント通過後のアク抜けが意識されてくる可能性はあるとみられ、押し目を狙いたいところである。

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