18日の日本株市場は、売り先行で始まるものの、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識される相場展開になりそうだ。17日の米国市場はNYダウが507ドル安、ナスダックは354ポイント安だった。イランが覚書に違反した場合、トランプ米大統領が再攻撃の可能性を警告したため、原油価格の反発が嫌気された。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)が予想通り政策金利の据え置きを決定したものの、声明や予測でインフレへの懸念を強めていることが明らかになり、年内の利上げを警戒し売りに転じた。シカゴ日経225先物(9月限)は大阪比140円安の69910円。円相場は1ドル=160円60銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売りが先行して始まることになりそうだ。日経225先物(9月限)はナイトセッションで71000円まで買われる場面もみられたが、終盤にかけて軟化した。7万円乗せで目先的な達成感が意識されるなかでは、同水準での攻防は想定内だろう。米国でハイテク株の弱い値動きが目立つなか、先物主導で売り仕掛け的な動きも入りやすいだろうが、前日同様、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識されそうだ。
また、米国ではFOMCでの政策転換とFRB議長の会見がタカ派的と受け止められて売り優勢となったが、日米の金融イベントが通過したことで、アク抜け感が意識される可能性はありそうだ。日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σ(70527円)に沿った形でのトレンドを形成しており、利食いは入りやすい水準である。ただ、ピーク感は出ていないと考えられ、押し目を冷静に拾いたいところであろう。
昨日は指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が売り先行で始まったものの、その後は切り返しをみせていた。セクター間でのリバランスの動きは入りやすいものの、アドバンテストやキオクシアHD、東エレクなどの底堅さがみられる局面では、上へのバイアスが強まる可能性もありそうだ。米国では景気敏感株の一角に買いが入っていたが、基本的にはハイテク株の押し目狙いになりそうだ。