[本日の想定レンジ]
18日のNYダウは72.15ドル高の51564.70ドル、ナスダック総合指数は496.27pt高の26517.93pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比2160円高の72070円だった。本日は、米国とイランの戦闘終結合意を受けた原油安が好感され上昇した18日の米国市場の流れが波及し、買い先行で始まることが予想される。18日の東京市場は、中東の地政学リスクの一段の後退から、半導体・人工知能(AI)関連株中心に買われ、日経平均は初めて71000円台に乗せた。ローソク足は陽線を形成し、ザラバ高値、ザラバ安値、終値ともに連日切り上がり、強い上昇トレンドが続くことが想定される。ただ、25日移動平均線(65337円)との上方乖離(かいり)率は8.75%に達し、短期的な天井到達が意識される8%を超え、反動安場面には注意が必要だろう。一方、トランプ米大統領とイランのペゼシュキアン大統領は17日、両国の戦闘終結を定めた覚書に署名した。その後、署名式を経て、最終合意に向けて60日間の交渉を開始する見通し。これを受けて、18日の米国市場は、原油供給の正常化期待から売りが膨らみ、米原油先物相場が一時1バレル=73ドル台まで下落した。株式市場では原油安を受けてインフレ懸念が和らいだことが支援材料となり、主要株価指数は上昇。なかでもSOX指数は6%超の上昇となった。ナイトセッションの日経225先物も72000円台まで急伸しており、本日の東京市場も指数寄与度の高い半導体・人工知能(AI)関連株中心に買いが継続することが見込まれる。ただ、米国市場は19日、奴隷解放記念日で休場となるため、海外投資家の動きが鈍くなることが想定されるほか、日経平均は前日までの6営業日で6800円超急騰しているため、反動安を警戒する向きもあり、買い一巡後は利益確定売りが膨らむことも想定される。しかし、今の相場はモメンタム相場でこの上昇に乗り遅れることを警戒した動きも活発になると思われ、押し目買い意欲は強く、日経平均が下げに転じても一時的なものにとどまる可能性もありそうだ。上値メドは、心理的な節目の72000円や73000円、74000円。下値メドは、5日移動平均線の69139円や心理的な節目の69000円、3日の高値の68786円、心理的な節目の68000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限72100円-下限71100円