6月24日のニューヨーク外為市場でドル・円は161円63銭から161円84銭まで上昇し、161円82銭で引けた。根強い連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利上げを織り込むドル買いが優勢となったのち、米5月新築住宅販売件数が予想外に減少し、伸び悩んだ。当局による円安是正介入警戒感に円売りも限定的となった。
本日6月25日の米ドル・円は上値の重い展開か。FRBの年内追加利上げ観測が一段と強まるなか、ドル高円安の流れは継続する可能性がある。ただ、1ドル=162円に近づくほど政府・日銀による為替介入が警戒され、ドルの上値は重くなりそうだ。日本の財政悪化懸念や日米金利差を背景とした円売りも観測され、米ドル安円高に大きく振れる展開は想定しにくいが、約40年ぶりの円安水準で日本の防衛ラインとみられる162円が意識されると為替介入への警戒が高まり、引き続きドルに対する下押し圧力がかかりやすい。