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後場に注目すべき3つのポイント~米マイクロンの決算横目に買い戻し優勢

25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は大幅反発、米マイクロンの決算横目に買い戻
・ドル・円は底堅い、ややドル売り
・値上がり寄与トップはアドバンテスト、同2位が東京エレクトロン

■日経平均は大幅反発、米マイクロンの決算横目に買い戻

日経平均は大幅反発。2679.91円高の71854.88円(出来高概算11億177万株)で前場の取引を終えている。

前日24日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は182.06ドル高の51848.90ドル、ナスダックは110.40ポイント安の25476.64で取引を終了した。原油安や国内の成長見通し改善でダウは終日堅調に推移した。一方、ハイテクは高値から利益確定売りに押され下落に転じ、主要指数は高安まちまちで終了した。

米株式市場の動向を横目に、25日の日経平均は939.12円高の70114.09円と反発して取引を開始した。米株市場の取引終了後に発表された米マイクロン・テクノロジーの3-5月期決算を受け、同社株が米市場の時間外取引で上昇したことが東京市場で人工知能(AI)株や半導体関連株などの株価支援要因となった。また、海外市場で原油価格が下落し、米長期金利が低下したことが安心感となった。寄り付き後は半導体関連の値がさ株中心に買いが広がり、先物主導の買いも加わって上げ幅を拡大する展開となった。

個別では、アドバンテス、東エレク、ファーストリテ、キオクシアHD、ソフトバンクG、イビデン、太陽誘電、村田製、TDK、ディスコ、レーザーテク、スクリン、味の素、フジクラ、ダイキンなどの銘柄が上昇。

一方、三菱商、塩野義、三井物、住友鉱、MS&AD、任天堂、三菱重、ソニーG、日立、コナミG、丸紅、東京海上、KDDI、豊田通商、川崎汽船などの銘柄が下落。

業種別では、電気機器、ガラス・土石製品、食料品などが上昇した一方で、鉱業、海運業、卸売業などが下落した。

後場の日経平均株価は、高値圏で底堅い推移が見込まれる。前場は前日に売られた半導体関連株への買い戻しが強まり、指数は大幅高となった。日本政府が人工知能(AI)・半導体などの戦略17分野を巡り、2040年度までに官民で総額370兆円超を投資する計画をまとめたことから関連銘柄への関心が高まっている。ただ、米国では原油安がインフレ懸念を和らげ、景気見通しの改善もダウを支えた一方、ナスダックは利益確定売りに押されており、ハイテク株の上昇持続力は確認が必要となる。日経平均は70000円台を回復して上げ幅を広げており、短期筋の利益確定売りも出やすい可能性も考慮したい。後場は米株先物や為替をにらみながら、71800円台を維持できるかが焦点となろう。

■ドル・円は底堅い、ややドル売り

25日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、161円79銭から161円56銭まで下落後は小幅に戻した。原油相場の値下がりでNY原油先物(WTI)は1バレル=70ドルを割り込み、ドル売りに振れやすい。ただ、米インフレ指標を見極めようと、売りづらい面もある。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は161円56銭から161円79銭、ユ-ロ・円は183円53
銭から183円80銭、ユ-ロ・ドルは1.1347ドルから1.1367ドル。

■後場のチェック銘柄

・堺化学工業、RSCの、2銘柄がストップ高

※一時ストップ高(気配値)を含みます

・値上がり寄与トップはアドバンテスト、同2位が東京エレクトロン

■経済指標・要人発言

【経済指標】
・豪・失業率(5月):4.4%、予想4.4%、前回4.5%

【要人発言】
・田村日銀審議委員
「基調的な物価上昇率はすでに2%の物価安定の目標と概ね整合的な水準に達した」
「足もとの政策金利、中立金利を下回る緩和的な領域」
「物価の先行き、中心的な見通しと比べて上振れて推移するリスク」
「数カ月に一度のペースで0.25%ずつ利上げしていくことを基本線としてイメージ」
「今のうちに政策金利を中立金利に近づけておくことが重要」
「少しでも早く正常化を進めるため、買入額の減額を続けるべき」

<国内>
・14:00 景気一致指数(4月) 前回117.9
・15:00 工作機械受注(5月) 前回37.4%

<海外>
・特になし

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