True Data は24日、米国SAS(本社:米国ノースカロライナ州)の予測システムとAI技術を活用し、消費財メーカー向けに「日本市場における価格シミュレーションサービス」を2026年7月3日から提供開始すると発表した。原材料費や物流費の高騰が長期化するなか、値上げが売上や利益に与える影響を高精度に予測し、最適な価格戦略の立案を支援する。
本サービスは、値上げの成否を左右する「販売数の維持・拡大」と「競合との価格差」に着目し、データ駆動型で適切な価格改定の意思決定を支援するソリューションで、高精度の需要予想シミュレーション、競合影響とブランドスイッチの可視化、社内合意と小売商談のスピード化を特徴とする。
同社は年間アクティブ数6,500万人規模の購買データを扱っており、自社の大規模市場統計データと、SASのクラウドネイティブなデータ・AIプラットフォーム「SAS(R) Viya(R)」を基盤とする予測システムおよびAI技術を掛け合わせ、価格戦略の最適解を可視化し、消費財メーカーの収益確保とリスク軽減を科学的に支援する本サービスの開発と提供開始に至った。
今後はクライアント企業が自社データや気象・販促データなどを取り込み、ウェブ上でリアルタイムにシミュレーションできる「SaaS型ダッシュボードツール」への将来的展開を視野に入れ、さらなる開発とプラットフォーム化を推進していく。