■NY株式:米国株式市場はまちまち、原油の反発を警戒
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は71.72ドル高の51920.62ドル、ナスダックは118.02ポイント安の25358.61で取引を終了した。
PCEコア価格指数を受けたインフレ懸念の緩和で、寄り付き後、上昇。その後、携帯端末のアップル(AAPL)が重しとなったほか、イランによるホルムズ海峡の船舶攻撃が報じられ、対イラン和平が脆弱との見方に原油が反発するに連れ、相場は失速。ダウは1-3月期国内総生産(GDP)確報値が予想外に上方修正されたほか雇用関連指標を好感し底堅く、まちまちで終了した。セクター別では資本財、半導体・同製造装置が上昇した一方、ソフト・ウエアサービスが下落。
半導体メーカーのクアルコム(QCOM)は急成長する人工知能(AI)データセンター半導体売上高の見通しが好感され、上昇。フラッシュメモリの製造・販売のマイクロン・テクノロジー(MU)は第3四半期決算で、内容が軒並み予想を大幅上回り、続伸。自動車メーカーのフォード・モーター(F)は2010年以降初めて、全米で最優秀ブランドに選ばれたことが好感され、上昇。
清涼飲料メーカーのキューリグ・ドクターペッパー(KDP)はアナリストの投資判断引き上げで上昇した。携帯端末のアップル(AAPL)はメモリー価格高騰への対処でマックやアイパッドの2、3割値上げを発表し、下落。
NY連銀のウィリアムズ総裁は現行の金融スタンスがインフレ2%目標達成する上で、適切な位置になるとの考えを示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:年内の利上げ観測が緩和
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は161円90銭から161円57銭まで下落し、161円80銭で引けた。
米5月PCEコア価格指数が想定内にとどまり、年内の利上げ観測が緩和したためドル売りに転じた。
ユーロ・ドルは1.1334ドルから1.1388ドルまで上昇し、1.1372ドルで引けた。
ユーロ・円は183円49銭から184円10銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.3154ドルから1.3219ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.8135フランから0.8090フランまで下落した。
■NY原油:反発、急落後の押し目買いで買い戻し優勢
6月25日のNY原油先物8月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+1.13ドル(+1.61%)の71.47ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは68.91-72.50ドル。前日まで3営業日続落し約3カ月ぶりの安値圏まで下落していた反動から、自律反発・押し目買いが優勢となった。ホルムズ海峡の航行正常化に伴う供給増観測が上値を抑えたものの、一時72.50ドルまで値を戻した。通常取引終了後の時間外取引では主に71.47ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 58.19ドル +0.46ドル(+0.79%)
モルガン・スタンレー(MS) 221.04ドル +1.18ドル(+0.53%)
ゴールドマン・サックス(GS)1065.09ドル -11.82ドル(-1.09%)
インテル(INTC) 132.87ドル +1.22ドル(+0.92%)
アップル(AAPL) 275.15ドル -17.93ドル(-6.11%)
アルファベット(GOOG) 342.19ドル -2.85ドル(-0.82%)
メタ(META) 542.87ドル -14.80ドル(-2.65%)
キャタピラー(CAT) 1057.01ドル +62.56ドル(+6.29%)
アルコア(AA) 53.08ドル +0.78ドル(+1.49%)
ウォルマート(WMT) 115.78ドル -3.22ドル(-2.70%)