29日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり149銘柄、値下がり75銘柄、変わらず1銘柄となった。
前週末26日の米国株式市場は下落。人工知能(AI)への懸念が重しとなり、寄り付き後、下落。原油価格が続落したほか、金利安が相場の下支えとなったが、リバランシングの動きが優勢となり、終日売り買いが交錯し、小幅安で終了した。主要指数はいずれも方向感を欠く展開となり、投資家は月末を控えた持ち高調整を進める動きが目立った。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は反発して取引を開始した。朝方は寄与度の大きいAI・半導体関連の銘柄がやや弱い動きとなるなか、早い段階でマイナスに転じた後、再びプラス圏に浮上するなど指数は方向感に欠ける展開となった。前場中ごろ以降は、軟調もみ合い展開が続き、終盤にかけて下げ幅を縮小して小反発で取引を終了した。月末・四半期末を控えたリバランス需要も意識され、機関投資家から持ち高調整の売りが出ているとの観測も聞かれた。一方で、医薬品や保険など内需・ディフェンシブ関連には資金流入が続き、東証プライム市場の値上がり銘柄数は6割超えとなっており、相場全体では業種間の物色の違いが鮮明となった。
大引けの日経平均は前営業日比107.23円高の69468.11円となった。東証プライム市場の売買高は26億9456万株、売買代金は11兆8255億円だった。業種別では、その他製品、倉庫・運輸関連業、保険業などが上昇した一方で、非鉄金属、鉱業、ゴム製品などが下落。東証プライム市場の値上がり銘柄は69%、対して値下がり銘柄は26%となっている。
値上がり寄与トップは東エレク、同2位は太陽誘電となり、2銘柄で日経平均を約240円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは太陽誘電で10.91%高、同2位はベイカレントで9.71%高だった。
一方、値下がり寄与トップはソフトバンクG、同2位はアドバンテとなり、2銘柄で日経平均を約385円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップもソフトバンクGで5.33%安、同2位はキオクシアHDで4.05%安だった。
*15:30現在
日経平均株価 69468.11(+107.23)
値上がり銘柄数 149(寄与度+747.21)
値下がり銘柄数 75(寄与度-639.98)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 74700 1780 179.01
太陽誘電 18610 1830 61.35
京セラ 3509 98 26.28
リクルートHD 11295 255 25.64
ファーストリテ 84380 310 24.94
コナミG 17930 650 21.79
ベイカレント 6068 537 18.00
信越化 6942 107 17.93
東京海上HD 7248 345 17.35
ソニーG 3299 100 16.76
KDDI 2717 36 14.48
中外製薬 7574 140 14.08
ダイキン工業 24460 410 13.74
バンナムHD 3834 136 13.68
トレンドマイクロ 5973 383 12.84
任天堂 6935 346 11.60
住友不動産 3738 166 11.13
野村総合研究所 4630 329 11.03
テルモ 2247 35 9.39
TDK 3593 18 9.05
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 5894 -332 -267.10
アドバンテ 31950 -490 -118.27
キオクシアHD 88450 -3730 -87.53
フジクラ 5885 -246 -49.48
イビデン 23700 -300 -20.11
住友電気工業 2894.5 -89.2 -11.96
レーザーテック 49200 -800 -10.73
キヤノン 4135 -123 -6.18
パナHD 4393 -147 -4.93
SMC 70450 -1180 -3.96
古河電気工業 4419 -109 -3.65
ヤマハ発動機 1224 -36 -3.62
荏原製作所 6164 -84 -2.82
日立建機 5271 -76 -2.55
ブリヂストン 3424 -38 -2.55
村田製作所 10740 -30 -2.41
住友金属鉱山 7492 -143 -2.40
住友商事 1532.5 -17.7 -2.37
NGK 7441 -68 -2.28
横浜ゴム 7336 -105 -1.76