6月30日のニューヨーク外為市場でドル・円は162円04銭へ下落後、162円67銭まで上昇し、162円61銭で引けた。米JOLT求人件数が予想を上回り労働市場の安定が示され、年内の利上げ観測が再び強まり長期金利上昇に伴いドル買いが強まった。また、円安容認の思惑に円売りも継続した。
本日7月1日の米ドル・円は堅調地合いを維持か。日米金利差が引き続き意識されるなか、FRBの年内利上げ観測が温存される一方、日銀は追加利上げ方向ながらも慎重なアプローチとの見方から、ドル高円安の流れは継続する可能性がある。ただ、約40年ぶりの円安水準にあることから為替介入への警戒は根強い。財務省が公表した5月28日-6月26日の外国為替平衡操作実施状況では介入額がゼロだったものの、162円台では引き続き当局による円買い介入が警戒され、ドルの上値は重くなりやすい。市場の関心は週後半の米雇用関連指標(ADP雇用統計、雇用統計)に向かっており、結果次第で振れやすい。