7月1日のニューヨーク外為市場でドル・円は162円77銭から162円30銭まで下落し、162円60銭で引けた。米6月ADP雇用統計や6月ISM製造業景況指数が予想を下回りドル買いが後退した。
本日7月2日の米ドル・円は伸び悩みか。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測を背景に日米金利差の拡大が意識され、ドル高円安の流れは継続する可能性がある。ただ、約40年ぶりの162円台に乗せたことで政府・日銀による円買い介入への警戒は根強く、ドルの上値は重くなりそうだ。日本の財政悪化懸念や高市政権による日銀の利上げけん制観測から円売りも観測され、米ドル安円高に振れる展開は想定しにくいが、介入への警戒が高まる局面では引き続きドルに対する下押し圧力がかかりやすい。なお、本日夜には6月の米雇用統計の発表を控えており、結果次第でドル円は振れやすい展開が想定される。