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日経平均は782円高でスタート、三菱自やSUMCOなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;68526.72;+782.87
TOPIX;4042.65;+22.28

[寄り付き概況]
 10日の日経平均は782.87円高の68526.72円と続伸して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は139.02ドル高の52487.41ドル、ナスダックは336.24ポイント高の26206.89で取引を終了した。対イラン和平協議の再開期待に加え、原油価格の下落が好感され、相場は終日堅調に推移した。ナスダックは金利安に加えハイテク回復が支援し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.30%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.06%上昇と、ダウ平均(0.27%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場で人工知能(AI)関連株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、中東情勢の不透明感は継続しているが、昨日の海外市場で原油先物価格が落ち着いた動きだったことが株式市場で安心感となった。さらに、2月決算企業の第1四半期決算発表が佳境となっており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、国内長期金利が引き続き上昇傾向となっており、株価の重しとなった。また、日経平均は昨日段階で68600円台に位置する25日移動平均線が上値抵抗線として意識され始めており、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の国内企業物価指数は、前年同月比7.1%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同6.8%上昇だった。今日は株価指数先物オプション7月物の特別清算指数(SQ)算出日となる。

 セクター別では、非鉄金属、ガラス土石製品、銀行業、電気機器、化学などが値上がり率上位、海運業、水産・農林業、鉱業、電気・ガス業、卸売業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱自、SUMCO、ソフトバンクG、古河電工、住友電工、フジクラ、三井金属、安川電、ファナック、マイクロニクス、信越化、キオクシアHD、イビデン、レーザーテック、アドバンテストなどが上昇。他方、ファーストリテ、7&iHD、東京海上、三井物、三菱商、任天堂、ソニーGなどが下落している。

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