ベルシステム24ホールディングスは8日、2027年2月期第1四半期(26年3月-5月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比0.3%増の367.01億円、営業利益が同11.2%増の32.13億円、税引前利益が同10.9%増の30.90億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同22.2%増の22.68億円となった。
通期計画に対する進捗率について、売上収益は24.1%、営業利益は24.7%と、ほぼ想定通りに進捗しており、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、法人所得税費用の一過性の減少により26.7%と基準進捗率25.0%を上回る進捗となっている。
同社グループの主力事業であるCRM(Customer Relationship Management)事業においては、AIを活用した応対の自動化や業務プロセス変革へのニーズの高まりから、クライアントの事業成長や収益拡大に貢献できる高付加価値サービスの提供が一層重要となっている。こうした市場環境の中、ヒトとAIの好循環のもと、専門性の高い業務領域の拡大やデータ活用を通じて、業務品質及び付加価値の向上に努めるとともに、新たな事業領域の開拓を推進している。同社グループは、中期経営計画で掲げた「データ活用の拡張」、「ヒトの価値最大化」及び「パートナー資本の深化」の3つの重点施策を推進することで、持続的な成長の実現を目指している。
CRM事業の売上収益は前年同期比0.4%増の366.75億円、税引前利益は同11.1%増の30.81億円となった。継続的に取り組んできた収益改善施策の効果により、増収増益となった。
その他のセグメントの売上収益は同68.8%減の0.26億円、税引前利益は同37.2%減の0.09億円となった。コンテンツ事業の一部譲渡によりコンテンツ販売収入が減少した。
2027年2月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比4.2%増の1,520.00億円、営業利益が同2.7%増の130.00億円、税引前利益が同2.5%増の126.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同3.9%増の85.00億円とする期初計画を据え置いている。