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前場に注目すべき3つのポイント~半導体株の底堅さを見極めながらの押し目狙い~

15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■半導体株の底堅さを見極めながらの押し目狙い
■メディパル、27/3上方修正 純利益430億円←390億円
■新明和工業動力取り出し装置電動化、EV特装車向け

■半導体株の底堅さを見極めながらの押し目狙い

15日の日本株市場は買い先行で始まった後は、半導体株の底堅さを見極めながらの押し目狙いのスタンスになりそうだ。14日の米国市場はNYダウが9ドル高、ナスダックは233ポイント高だった。6月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化したことで、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測が後退した。ゴールドマン・サックス・グループなど主要企業の良好な決算も株買いに向かわせた。ただ、IBMの急落がNYダウの上値を抑えた。シカゴ日経225先物は大阪比385円高の68185円。円相場は1ドル=162円20銭台で推移。

日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で買いが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始直後につけた67590円を安値に切り返しており、一時68750円まで上げ幅を広げている。前日の日経平均株価は、朝方に66268円まで売られたものの、その後はボリンジャーバンドの-1σ(66869円)を上回っての推移となった。25日線(68918円)が意識されやすく、押し目待ち狙いのスタンスに向かわせよう。

また、米国ではエヌビディアが4%を超える上昇となった。米商務省のケスラー次官は14日、同社製の先端AI半導体「H200」について、中国向けの出荷が始まったことを明らかにした。出荷量はごくわずかと報じられているが、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株への手掛かり材料になりそうだ。また、韓国のSKハイニックスやサムスン電子のほか、台湾のTSMCといった半導体関連株が強い値動きをみせてくるようだと、先物主導で上へのバイアスが強まる可能性もあると考えられ、韓国や台湾市場の動向も注目されよう。

もっとも、韓国市場との連動性が高まっていることもあり、SKハイニックスなどが不安定な値動きをみせてくるようだと、仕掛け的な売りが入りやすく、値動きの荒さが警戒されやすい。資金の逃げ足も速く、日計り的な売買が中心になりそうである。そのほか、ゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェースが決算評価から買われており、三菱UFJなどメガバンクの動向なども注目されそうである。

■前場の注目材料

強気材料
・日経平均株価は上昇(67743.50、+500.77)
・NYダウは上昇(52508.27、+9.63)
・ナスダック総合指数は上昇(26107.01、+233.83)
・SOX指数は上昇(12661.93、+314.15)
・シカゴ日経225先物は上昇(68185、+385)
・米長期金利は低下

・新明和工業動力取り出し装置電動化、EV特装車向け
・ARCHION三菱ふそう、デジタル・AI積極活用、顧客の総コスト低減
・三菱電機蘭空調2社買収、DC冷却システム、欧拡大
・住友商事船舶向けアンモニア燃料の供給網整備、伊藤忠商事も
・コマツ空港プロで建設DX、シンガポールに初
・富士通最新化にAI×実践知、システム移行期間短縮
・太洋テクノレックス尽星と、FPCケーブルの宇宙環境試験で契約
・ADEKA埼玉に新研究棟、半導体材料分野を強化
・関西電力LNG発電所にロボ、巡視点検向け検証
・マイクロ波化学三井物産・加社と覚書、リチウム鉱石製錬
・東京インキ高い白色度・反射率、3Dプリンター用PPフィラメント発売
・島津製作所感染性ぶどう膜炎を体外診断、病原体9種検出キット発売
・鹿島型枠一本締め工法、角パイプ・クサビ式利用
・第一三共ADC抗がん剤、EUで変更承認取得

☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 機械受注(5月) 予想-4.6% 前回8.7%
・08:50 機械受注(前年比)(5月) 予想12.9% 前回15.6%

<海外>
・11:00 中・国内総生産(GDP)(4-6月) 予想4.5% 前回5.0%

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