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半導体株の底堅さを見極めながらの押し目狙い

 15日の日本株市場は買い先行で始まった後は、半導体株の底堅さを見極めながらの押し目狙いのスタンスになりそうだ。14日の米国市場はNYダウが9ドル高、ナスダックは233ポイント高だった。6月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化したことで、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測が後退した。ゴールドマン・サックス・グループなど主要企業の良好な決算も株買いに向かわせた。ただ、IBMの急落がNYダウの上値を抑えた。シカゴ日経225先物は大阪比385円高の68185円。円相場は1ドル=162円20銭台で推移。

 日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で買いが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始直後につけた67590円を安値に切り返しており、一時68750円まで上げ幅を広げている。前日の日経平均株価は、朝方に66268円まで売られたものの、その後はボリンジャーバンドの-1σ(66869円)を上回っての推移となった。25日線(68918円)が意識されやすく、押し目待ち狙いのスタンスに向かわせよう。

 また、米国ではエヌビディアが4%を超える上昇となった。米商務省のケスラー次官は14日、同社製の先端AI半導体「H200」について、中国向けの出荷が始まったことを明らかにした。出荷量はごくわずかと報じられているが、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株への手掛かり材料になりそうだ。また、韓国のSKハイニックスやサムスン電子のほか、台湾のTSMCといった半導体関連株が強い値動きをみせてくるようだと、先物主導で上へのバイアスが強まる可能性もあると考えられ、韓国や台湾市場の動向も注目されよう。

 もっとも、韓国市場との連動性が高まっていることもあり、SKハイニックスなどが不安定な値動きをみせてくるようだと、仕掛け的な売りが入りやすく、値動きの荒さが警戒されやすい。資金の逃げ足も速く、日計り的な売買が中心になりそうである。そのほか、ゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェースが決算評価から買われており、三菱UFJなどメガバンクの動向なども注目されそうである。

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